伊勢へ
12月のあたま、家族の記念日に伊勢に昼ごはんを食べにでかけました。
京都在住の親しい友人が、はたからみると衝動的に伊勢参りをたびたびされていて、「いきなりやな~」と揶揄していたのですが、私も突然行くことになりまして、当日伊勢在住のYさんにおいしいところをたずねました。なんか自分だけおおげさに思っているだけで、本来もっと気軽に京都から行ける場所なのかもしれません。
外宮におまいりしたあと、友人に教えてもらったうちのひとつ大喜というお店に。宇治山田の駅からすぐそばで、外からのみると丼物とか扱っているお店にもみえる雰囲気だけど、中は奥深い感じで皇族の方ももてなされたり・・みたいなことがHPにも。
味もとてもおいしく、全体的な雰囲気はいまいまのマーケティング的なお店で時々見受けられるような過度な演出がなく、実質的な感じでおとなっぽくとても好みです。寒ブリのおさしみがすごくまろやかでおいしかった!
若い時はお出かけといえばフレンチに行きたいミーハーな私でしたが、今は和のおいしいものに行きたいな~って思うことが多いです。そういうときがくるものなのですね。
御用列車などもとまるからすごく立派だという(ここに建築についての詳細が・・)宇治山田の駅をみにいき、

(↑この雰囲気は、昔の京都駅にとっても似ています。)

そのあとは、きっと私が好きな雰囲気と、前から教えてもらっていて気になっていた河崎というエリアに。(その中心と思われる商人館のページはこちら。)河崎エリアに車で行く時駐車場を探してちょっとうろうろしたのですが、京都ナンバーの車が迷っているのを、前の車を運転していたおじさんが捨置けぬと車からおりてきて駐車場に誘導してくれました。そのあとの町の人々の説明とか受け答えをみていてもみんなで町を大事にしておられる感じがすごくします。
河崎周辺を歩いているとすごく人懐こい猫がいて、目があっただけでこのありさまだったのですが、伊勢のあちらこちらでフレンドリーな猫ちゃんを発見。河崎のぽらん書店にもかわいい猫がいて、「猫がとびだすので戸をあけるとき注意してください」という趣旨のはりがみがあって、お客さんがでいりしているときは猫をだっこされたり、「猫の町の一員だよ」ってポスターがはってあったり。ほんと猫が大切にされている町って感じがします。
かなり河崎でゆっくりしたあと、内宮とおかげ横丁へ。


赤福本店は友人の日記などでなじみがあって、東京でいえば国会議事堂に初めて行った時のような、「メディアでよく触れていたあの場所が目の前に!」的な気分を味わいました。
下の写真がはっきりしないのですが、「ええじゃないか」的な団体客もいっぺんにもてなしできそうなこの空間に、悠久の時を感じまして、町田康氏の「宿屋めぐり」の中のシーンとかも思い出しました。大きなやかんにわかしてふるまわれるほうじ茶のおいしいこと。さらに、赤福の制服が品のいい女子高みたいでとってもかわいいんです。(緑と黒のチェックみたいな雰囲気の制服)この写真では全然伝わりませんが、やはり注目しているサイトが・・(こちら)
あと伊勢で感動したのが生姜板。(ここ参照)その昔修学旅行のおみやげのなぜか定番で・・最近その名をきくことがなかったですが、まだ健在で売っていてとてもうれしかったです。
本当は伊勢ゆかりの知人のお店などもっともっと行ってみたいところがあったのですが、とりあえず大人になって一回目の伊勢なのでとりこぼしたところはまたの機会に・・河崎をぶらぶらしている時、伊勢の友人の話し言葉とそっくりの方々とかもいらっしゃって、なんだかとても懐かしく、心理的にぐっと近い町として認識するようになりました。
そうそう、河崎で近所のお宅から出てきたような古い家具が、京都では考えられないくらい安い価格で売っていました。あの家具をいかすためスペースをつくろうとして、ただいまやっきになっている最中です。

開運堂は新しい建物なのだけど、古い街にマッチしていて、松本の町全体が、再開発でかわったとはいえ、古いものと新しいものの融和や落ち着きがとてもみごとで感心することしきりです。
白鳥の湖という、ひとつひとつうす紙につつまれ水色のかわいらしいシールでとめてあるという細部まで乙女っぽいお菓子(西洋落雁という感じです。)と
ピジュトリーというマカダミアンナッツをチョコレートでコーティングしたもの。柚木さんっぽいパッケージに惹かれて買いましたが、フランス産の塩の味がついていてすごくおとなっぽいあまじょっぱさで、贅沢な風味です。
シンプルな部屋に、器などの生活用品が並んでいるのですが、こちらで新潟の
リンク先のmiyaさんのページにすてきな紹介があります。(
ついてすぐ広がる、自然を活かしたお庭に大層魅せられました。控え目なリンク先のHP紹介をみたときの印象をはるかに上回っています。
窓からみえるアルプスの風景。普段京都で慣れ親しんでいる山の姿とは規模が全く違い、清冽な印象があります。北杜夫さんの本で出てくる松本高校時代の登山の話、松本出身の友人の高校までの話などを思い出し、この山々を仰ぎ見、生活してきた人々の暮らしに思いを馳せました。
民芸館でも特に好きな場所がこの二階からの風景。椅子の配置がとてもあたたかく気持ちがいいです。
これをみたとき、柳宗悦の「手仕事の日本」に出てくる芹沢銈介の小間絵を思い出し、民芸館のお世話をされている方におたずねしたのですが、民芸運動で日本各地でさりげなく使っていた伝統的な日本のふとんなどの文様からすてきなものをきってもってきちんと飾っているものということでした。
たとえばこのような文様などはデニム系のお店の商品のようです。そして、よいものをみることによってみたひとの日々の生活の目を磨いていけたら、という話をしてくださったのですが、それがまたとても謙虚なたたずまいでおはなしになって、とても心に残るものでした。
ロビーにて。右うしろの松本高校の何周年記念かのバンカラ学生の絵は柚木沙弥郎さんっぽい・・(この絵については未確認ですが、沙弥郎さんは松本高校ご出身だし、このホテルには沙弥郎さんの絵ハガキなども売っているのでこのタッチはそうではないか・・と。)
ダイニングにあった椅子。椅子もいろいろなデザインのものがありました。
別館の方の喫茶。朝横を通っただけですが、すごく旅情を感じました。
柳原良平さん作と思われる看板。アンクルトリスの仲間?あまりみたことのないパターン。
「信州の西洋館」という本でみかけてはじめ泊りたいと思ったのだけど、今はレストランになっているということであきらめた
中は記念撮影程度のもの以外撮影禁止だったのでご紹介できなく残念なのですが、そりゃあもう素敵なこと!アンティークの木の家具などをうまく使った木の落ち着いた店内に並べられた厳選された生活雑貨と、善光寺の参道をみわたす窓に面したカフェ。店内にはとってもいいお香の香りが漂っており、大切な人とゆっくりしたい空間です。東京カフェマニアさんのレポートに出ていたのでちょっとみてみてください。(
館内は撮影禁止で、入口のレリーフのみのご紹介となりますが、武井氏とご家族が丹精こめてつくられたてづくりの本、お侍が出てくる作品をステンドグラスにしたものなど、美しいものをつくりだし、それをみた人の心に何かがともる芸術のすばらしさをとても感じ取ることのできる展示物が並んでいました。
街灯
、そして、駅の階段にはこのような絵。
清潔でかわいらしいキッチンを囲むカウンターに座ると、シンガポールの屋台で漂っていたおいしそうな香りがします。
関西ではほかであまりみかけないという南インドの庶民の、バナナの葉にのせられて供されるカレー定食ミールスを注文しました。(この日は、バナナの葉っぱ柄のお盆に載ってきましたが、現地風に手で食べる人に葉っぱの上に載せてサーブされる日もあるようです。)豆のカレーダルやら野菜カレー、煮物おそうざい、辛い炒め物、最後に現地ではごはんとまぜて食べたりするきゅうりと玉ねぎのヨーグルト和えなどセットされ、本当に本格的。いかにも豊かな現地体験を経てこられた方々のお店という感じがします。またお客さんとのコミュニケーションもあったかいもので、大阪の良さ、そこからくる広がり、を感じるものでした。
あたりは、植物を愛する、古き住まいに暮らす市民の多そうなエリア。(最近古いおうちが減ってきているようですが)とてもゆっくりできる界隈です。
250円で珈琲がいただけます。きちんと淹れていただく珈琲は本当に心にしみこむようです。赤い実珈琲というところの豆をつかっているらしく、透明感のあるお味です。ゆっくり珈琲をのみながら本選びされている方も多いようです。
すてきな図柄の絵本のことをいつも教えてくれる友人が毎年行っている
西宮に行ったらぜひいってみたいと思っていたお店、
マンションの一部とは思えないような、自然が生きている感じに、お店の方が自らされており、愛情をこめてお店を運営しておられるのがすごくわかる雰囲気に満ちています。裏庭ではこどもたちの集い(絵を描いたり何かをつくったり)の企画などもあるようで、地域にすごくいい感じで溶け込み貢献しておられる感じで、お邪魔した日もイベントの日ではなかったのですが、子育て中の方がたくさん来店しておられ、気持ちのいい空気が流れていました。
友人の頼んださまざまなパンが楽しめるプレートも
わたしの頼んだセットも野菜の味がものすごく甘く、豊かなものを食しているなぁという喜びにみたされました。ゆっくりかんでゆっくり味わうことが自然にできます。
大谷美術館近くの
こちらもなつかしくてかっこいい感じの絵本が販売や展示やらされていて、カフェになっています。
最後に連れて行ってもらったのは、
白川通から元田中に移転した縁蛸に、もしかしたら移転後はじめて行ったかもしれないのですが、週末限定の、人気の天ぷら串も健在。(1本100円 注文は3本より たこやほたてのてんぷらが串にさしてあるもの。)昔からほたての天ぷらもあったかな?
cafe dining near.
私が各エリアに一つずつほしいな、と思っているのは、いい感じの本が並んでいてゆっくりできるお店。nearはまさにそういうお店で、京都関連の興味深い本や、寺山修司が訳した本、新宿ゴールデン街の本、自分の好みのタイプのコミックなど、いろいろ読んでいってみたいな~という気になるものでした。
わたしが頼んだのはサラダとスープ、ドリンクつきで900円のランチ。鶏のかきあげが香ばしくてとてもおいしかったです。
壁面展覧会みたいなことをされているのも好きな感じだし、
なにより感激したのはお店のホスピタリティ。冷えたおしぼりを渡して下さる動作はとても心がこもっていて気持ちがよかったし、またお手洗いに揃ったアメニティグッズに、こまやかな心配りを感じ、とっても肩入れしたくなりました。





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