« 岡崎公園 | Main | 四月の天神さん »

April 20, 2004

黒谷和紙

京都市内の和紙のお店などでよく黒谷和紙と名前のついた便せんや封筒、えはがきをみかけます。どれもシックで丈夫、中にはかわいらしい和風ステンシル風のもようのはいったものなどもあり、素朴だけどすごくセンスのある雰囲気。とてもひきつけられていました。

その黒谷というのは、京都市内の黒谷でなく、京都府下綾部市内らしい、というところまではつきとめていたのですが、このあいだの日曜日、家のものが「突発的にバスで遠くへ行きたい」気分になったもので、和紙の里の方の黒谷をたずねてみることにしました。

めざすは黒谷和紙会館。京都市内からも直通バスが出ているのですが、日に何本かだし、そのバスがよく渋滞しているのをみかけるので、山陰線の特急(城崎行きの、たいそう旅情を感じるもの)に1時間ほど揺られて綾部まで行き、そこからバスに乗ることにしました。山陰線というのは、嵐山のあたりを通って北に向かう路線なのですが、途中保津峡下りをしている小舟のながめなど楽しめました。綾部の駅からは自分たちの到着した時間には黒谷直通のバスがなく、綾部大橋というところで、乗り換えが必要だったりしたので(実際には綾部駅から綾部大橋までは歩いて15分位だったので歩きました)、詳しくは京都交通に問い合わせてでかけた方がいいと思います。京都駅から鉄道併用で1時間半~2時間で着くと思います。

Washikuro黒谷の和紙は、平家の落武者によって伝えられたといわれているのですが、現代においてもやはり、山里の味わいがそのまま残っている場所でして、
Washikuro2黒谷和紙会館もまた、「会館」という名前から想像するものよりはずっとこじんまりして、和紙づくりに従事している人たちが順繰りでお店番をされているような雰囲気でした。
Washikuro3展示されているものは、「こんな装丁の本だったらすぐさま買いたい!」「このまま額にいれて飾りたい!」「テーブルセンターがわりに使いたい!」と思うような柄ゆきの、しっかりした和紙やら、すごくシックでしゃれた珈琲店のようなイメージの琥珀色の名刺やら、ただ素朴なだけでない、現代に通じるモダン性もある品々でした。検索してみると、照明などのインテリアにもとてもモダンな感じで使われていたり、箸袋などの製品になっていたり、他分野のクリエイティブな人を刺激する和紙のようです。私が行った日にも、なにかを作る素材にされるらしい、大判の黒谷和紙を買いに来られている方がいらっしゃいました。京都市内などで買うよりやはり現地ではいろいろな種類の和紙がそろっていたように思います。はるばるたずねた甲斐がありました。帰りはバスで西舞鶴にでて、そこから特急で1時間20分ほどで京都駅に着きした。黒谷和紙会館についてはこちらに地図入りで紹介されています。前述のサイトには書いていないのですが、土、日、祝の開館日には12時から1時はお昼休み、開館時間も9時半~4時と短いです。そこに生活している人たちが都合しあって運営しているからなのだろうな、とそんなことからも思いました。

なおこちらのサイトでも黒谷和紙のことを詳しく知ることができますのであわせてみてみてください。

|

« 岡崎公園 | Main | 四月の天神さん »

Comments

黒谷和紙、私も、ずっと以前からとっても気になっていて
「突発的にバスで遠くに行きたい」気分になっていただけて
心からうれしいです。
でも、自分には珍しい時間に読ませてもらっているもので
ちょっと頭が朦朧としている部分があるのですが
山間の里の様子や美しい和紙の写真は
心に沁みます。
文章は、明日もう一度じっくり拝見しますね。
バスで訪ねる旅には及ばないでしょうが
便利さではやはり車なのでしょうか。
手漉き和紙体験とか、子どもが喜びそうです。

Posted by: wind | April 20, 2004 at 11:57 PM

windさんも黒谷和紙 気にかけておられましたか!
かわいらしいですものね!

綾部から西舞鶴に行く結構広い道(27号線かな?)を
ちょっとはいったところにあるので
車の方が便利がよさそうですね!
舞鶴に結構近いので、東舞鶴の赤煉瓦施設とかと
一緒にまわってもいいかも。。

和紙、いいのができたら大人も楽しいでしょうね!
体験ものとwind家は縁深い感じもするな~。。
(勝手なイメージ)


Posted by: ぽん | April 21, 2004 at 06:24 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24713/468712

Listed below are links to weblogs that reference 黒谷和紙:

« 岡崎公園 | Main | 四月の天神さん »