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August 14, 2008

冨美屋

2015年2月追記 冨美屋本店はこの後改装されました。(こちら参照)

猛暑の中、四条に用事があって出かけたものの、河原町での用事をすませ、次の用事の高倉(バス停で西へひと停留所)まで歩いているだけでへばってしまいました。空腹もあったのでふらふらとあてもなく四条と南北に交差している路地にはいってみるも、これといってめぼしい店がみつからず、錦市場へ。屋根がついているのと、多分生鮮食料品を扱っているところが多いからか涼しくしてあり、人は多いもののとっても心地いいです。

Fumiya2そんな中目に飛び込む懐かしい雰囲気のショーウィンドウ。

Fumiya普段は持ち帰り用のうどん・そば・甘味のお店として認識している冨美屋でした。ここのおうどんはやわらかく、夫がかたい讃岐系のおうどんが好きなもので、基本的には夫がいないときこどもとさっさと食事を済ませるために買うのがもっぱらで、またこの錦にあるお店も夫と歩いている時はうどんの柔らかさゆえスルーしていたのですが、その日はひとり。ひとりでもそれまで有名すぎてあえていつも通り過ぎていたお店なのに、いろんな種類の甘味あり、麺類ありのショーウィンドウに昭和のデパートの大食堂と似たようなにおいをふと感じ、興味をおぼえ、はいってみました。

Fumiya3_2店の中のたたずまいが、何か昭和の小説内で、女同士で観劇なんかしたあと立ち寄る甘味処って感じが濃厚にして、ちょっとのぞいただけで好きになりました。デジカメで撮ったりとかいう挙動不審なのは私だけ。錦らへんに来たらここに立ち寄るのが習慣になっているような落ち着いた人たちでいっぱいで、相席させてもらった方も会話があったわけではないのに、立たれる時挨拶していかれたり、古きよき日本が息づいている感じでした。

わたしがいただいたのは、焼豚冷麺だったのですが、まわりをみると暑いにもかかわらずどうやら冨美屋鍋という名前の名物、鍋焼きうどんを食されている方が多かったです。ネットで調べてみるとやはりこれが評判がよいようです。あと甘味だけ食べにふらっと入ってこられてる婦人方も多く、この気さくに入り混じった感じがまたいいなあという思いを強くしました。

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Comments

あ~~懐かしい・・・
ぽんさんの店内や雰囲気の描写に胸の奥がざわざわしてきました。
錦の冨美屋は入ったことないと思う(?)のですが、今はなき京都書院(駸々堂やったかな?)の隣に地下を降りて入っていく冨美屋があり、よく行きました。
友人とくだらないおしゃべりに夢中になったり、買い物帰りに母と寄ったり、注文はやはり、冨美屋鍋か甘いもの、でした。店内はいつも老若を問わず女子(女性専用でした)の話し声が満ち溢れていて、休日などは空席があればラッキー。あの活気といったら・・・。
う・・・あの頃にはもう戻れないのですね・・・。
いつしか時代遅れのようになり、あんなに流行っていたお店も閉められてしまい(もちろん、商品も名前も現役で健在ですが!)自分の中でも終わったような感じでしたが、こうして書いてくださって、見直すことができました。
大げさに言えば、自分の過去を慈しみなおせたような^^;

Posted by: wind | August 14, 2008 at 10:37 AM

わたしもwindさんの書き込みを読んで往時の四条河原町を思い出しすごく懐かしくなりました。そうそう「女性専用」って書いてありましたね~。中には入ったことなかったんですよ。あのあたり京都書院とオーム書房と並んでいて北行けば駸々堂もあって。。(駸々堂って三条までにもう一店舗あったような気もしますが違ったかな・・)それが全部なくなるなんて思いもしなかったな~。あとナガサキヤと春陽堂とかもありましたよね。河原町通のとんかつ屋さんの般若の大きな看板とか、その近くのキャバレーとか。。あの頃の河原町がすごくなつかしい!

Posted by: ぽん | August 14, 2008 at 01:14 PM

見知らぬ人同士の会釈や挨拶って、いいですよねー。
ほんの少しだけでも、時間と場所を共有出来たような気がして、
幸せなキモチになれます。

そういうことが自然に出来る人だと、
素敵だなーと、こっそりときめきます←男性に限る(笑)

Posted by: gardenia | August 22, 2008 at 09:37 PM

夏の苦手なgardeniaさん!やっと涼しくなってきましたね!
うんうん 昔堅気なものが生きてる人や場所っていいなと思います。すれ違いざまちょっと帽子をとって挨拶してくださる紳士とかもすてきだなと思いますわ。

Posted by: ぽん | August 23, 2008 at 07:02 AM

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