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February 01, 2010

鳥取の手仕事をたずねて

二日目は因州和紙の里青谷と岩見町の岩井窯へ。

因州和紙は以前から便箋などをみてシンプルでなめらかでインクの通りがよさそうな雰囲気に惹かれていたのですが、たくみ工芸店においてあったポチ袋懐紙のかっこよさが決定打となって、二日目、因州和紙の里 青谷を訪ねることにしました。
青谷ではちょうど今発売しているSAVVYに載っている山根和紙資料館にもとても行きたかったのですがこの日はお休みで(予約した方がいいみたいです)、昨日紹介した「山陰旅行 クラフト+旅めぐり」に山根和紙資料館と一緒に紹介されていたあおや和紙工房に出かけました。因州和紙はしなやかで丈夫なので、照明器具に使われたりもよくするらしく、さまざまな種類の紙の中から制作のために吟味されている方もいらっしゃいましたし、ワークショップでは森の木の枝や蔓を軸にしたあかりづくりが行われていました。またおみやげコーナーでは関西には来ていないいろいろな種類の因州和紙が販売されていました。ラッピングに使ったらかっこいいだろうな、と思われるようなものも多数。

こちらで購入したもの。
Inshuu一筆箋にもなりそうな便箋や、はがきがはいる大きさの和紙封筒など。インクのしみこみ具合がよさそうな紙です。

Aoya青谷駅にて。鳥取県の方々の駅でかかっているずっと前からそのままな風情の看板にも惹かれるものがあります。なんか昔の「ガロ」風な感じもあるし・・またこの路線は窓の外の海がみえるのもきれいでした。

Tottorion鳥取駅におりたち、またちょっと好みの看板を写真におさめ、お昼を駅周辺ですませたあとは岩見の岩井窯へ。前述の「山陰旅行 クラフト+旅めぐり」の著者江沢香織さんがall aboutに載せておられた記事が素敵だったからです。(前述のsavvyにも岩井窯はとりあげられています。)

Iwami岩見のかわいい駅前。日曜の昼下がりののどかな空気が漂っています。この路線でも明るくてかわいい彼女を鳥取方面に送る若き彼氏のさびしげな背中、など日曜の午後のドラマがここにもあるんだなぁ・・と思わせるような光景に出合いました。


Iwaigama2鳥取市内そして岩見の駅前では全然雪をみかけなかったのですが、岩井窯のある道に入った途端積雪がみうけられ、岩井窯は銀世界。

Iwai5

広い敷地には陶芸作品を並べたコーナー、この窯の主である山本教行さんが心に留めて集められた家具、民具、などを展示したコーナー、喫茶、お食事処がスタイリッシュなのにあたたかい感じで広がっていて本当に心地がいいです。

Iwai3

喫茶で、みつまめとそばがきぜんざいをいただきました。

Yamane
Sobagaki
みつまめのはいっていた器は小ぶりのグラタン皿のような器なんですが、なるほどこういう風に使ってもいいのだなとその多様性を実感。岩井窯はよく洋風のにおいもする器とあるのですが、その通りで、モダンであったかいのです。色づかいも、茶色、緑、青、白地などいろいろあり、とらわれない感じ。

手作りのそばがきはふわふわ。岩井窯の奥様は本当にお料理が上手で、雑誌にもよく紹介されているのですが、全然えらぶらないあったかい雰囲気でもてなしてくださいます。

ここは山も近く、四季折々の楽しみ方があるそう。一日一組のお料理も一度頼んで、近くの民藝で有名な岩井屋旅館に泊まってみたりもしたいなと思ったのでした。

岩井窯のページはこちら。2/17~23までうめだ阪急で展覧会があります。わたしも小ぶりのどんぶり、取り皿を購入したのですが、とても料理がおいしそうにうつり、食卓が楽しくなります。

Hattori旅の最後のしめくくりはこれまたsavvyに載っていた鳥取駅ビルの服部珈琲工房で。山陰地方に何軒か展開しているお店だそうですが、駅ビル内と思えない落ち着きのあるいい雰囲気でした。

鳥取駅からスーパーはくとに乗り、一路京都へ。有名な中井窯の洗面台もチェック。
Hakuto
中井窯についてはこちらが詳しいです。

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Comments

続きを催促しておきながら、随分遅いコメントで、失礼します。

一つの土地には、人がいて、生活があり、潤いがある。そして、離れた場所にいる人の心を掴む何かがある。
当然ながら、まだまだ自分の知らない場所がたくさんあり、そこを知っている人がいて、教えてくださり、自分の心が動かされる。
心が動くと、からだも動くかもしれなくて、動いた事でまた、他の人の何かを動かす事もあるのでしょうね。。。

素敵なことを色々発見して知らせてくださってありがとう。

青谷も岩見もまったく知りませんでした。
訪れてみたいと強く思いましたが
叶うかどうかは、時の運?
ふわふわのそばがきぜんざいは、ほんとうに美味しそうですね。

Posted by: wind | February 07, 2010 at 08:38 PM

思い立ったが吉日とはこういうことでしょうか?鳥取、私はまだ一度も訪れたことがありませんが、ぽんさんのレポートを興味深く見せていただき未開拓の土地へのあこがれを感じましたよ~。
写真のひとつひとつが「行ってみたいなー」という気持を刺激します。好きそうな雰囲気のところばっかりで!!

Posted by: masako | February 07, 2010 at 08:46 PM

>windさん
お会いした時もちらっとおはなししたけれど、鳥取への旅はほんとにそこに暮らす人のことに思いをはせたり、人とのつながりを強く意識するものでした。まさにwindさんが整理して書いてくださったとおりの感じ。そして前のコメントに書いてくださっていたけれどテーマ決めていってよかったなぁ・・と。(前に鳥取行ったときは本当にゆきあたりばったりだったもので、今回かなり実りが多かったなぁと思ってます。)
旅にかかわらずほんとに人生すべてが縁でつながってますよね。こども生んですぐの大変なときも、こどもは自分のところに来た縁のある人、みたいな考え方に何かがんばる気になれたものです。日々そういう気持ちを持っていたいな・・

Posted by: ぽん | February 08, 2010 at 10:30 PM

>masakoさん
masakoさんも楽しまれると思います。
鳥取、もっとほかにもいろんな窯元とかあるんですが、駅からちょっと離れているケースが多くてほんとは車で行った方が効率よく回れそうです。でも電車は電車でそこで生活している人とより近づける感じで味わいがあったんですが・・

この秋になるまで、ずっと母の介護で自分はでかけることがなかったのですが、思い切ってショートスティ中はでかけてみようかなとか思ってここ何度かでかけてます。旅ってやはりいいものだなと思ったし、かんかんにならずに何とかかんとかやっていく術を身につけたいなって感じです。

今回の旅行のために買った山陰の本、とってもよくて、米子とか境港とか松江とかも行きたくなってます。

Posted by: ぽん | February 08, 2010 at 10:39 PM

 時々拝見しております(特に京都旅行の直前・・・)。
 私は鳥取県在住でして、現在鳥取県中部在住。生まれはお泊まりになられました三朝温泉のど真ん中でして、今回の記事は楽しく拝見しました。
 鳥取にも仕事でよく行ってはいるのですが、お書きになったところは殆ど行ったことがない所でした。
 今度、行ってみます。
 旅の方の視点でみると、新しい面が見えてくるようでして、参考になりました。ありがとうございます。

Posted by: mifu | February 14, 2010 at 05:42 PM

mifuさん コメントありがとうございます。
鳥取の方でいらっしゃいましたか・・
今回の旅で鳥取が大好きになりました。
人の親切にも触れ、そういえば、うちの母もご近所に住んでおられた鳥取出身の方にとても丁寧に案内してもらったりしていたなぁ・・と次々思い出し、また行きたくなってます。
どこかでみたガイドで若桜もなんだかすてきだし、谷口ジロー氏の「遥かなる町へ」(http://www.apionet.or.jp/kankou/html/tour1.htm)
にも興味を持ち、倉吉も以前いったけれどもう一度きっちりいってみたいなと思っているのです。

Posted by: ぽん | February 15, 2010 at 10:19 PM

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