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June 21, 2015

黒石 温湯温泉~こみせ

連休の青森の旅の続きです。
青森県立美術館で時間を過ごした後は、
Nuruyuonsen黒石の温湯温泉へ。

Nuruyu画面右が共同浴場。共同浴場を囲むように客舎というお風呂をもたない宿が並んでおりまして、みなそこからふらっとお風呂に入りに行く形式になっています。正面が今回お世話になった客舎後藤。一回分の入湯券つきで一泊3000円。
温湯温泉の中にもお風呂を持っている旅館の形式のところもあり、外からはそれが客舎か旅館か区別のつきにいくいところもありますが、

Kakusha2

Kuroonsen1いずれも風情のあるたたずまい。

Gotou客舎後藤 正面から

Gotouheya2それぞれのお部屋の入り口はそこでとれたであろうほおずきや木の実で彩られ、部屋につくなり、ナイフを添えたリンゴでもてなされました。その場でむいて食べるも持って帰るも自由。シンプルで気持ちのよい接客です。

Gotousuijiba共同の炊事場。お隣に泊まっておられる方々は旅慣れておられる風情で、鍋やらお皿やら持ってきてキャンプっぽくちゃちゃっと何か作ってお酒を飲んだりして楽しんでおられました。わたしたちはスーパーのお弁当で済ませました。

Omoya大家さんとお呼びしたくなるような経営者後藤さんのお住まいは中庭をへだてたところに。

共同浴場の鶴の湯は200円で朝4時から夜22時まで。建物も新しく清潔で朝も早いのがありがたいです。

温湯温泉は

Nuruyuhashi津軽系こけしの産地としても有名で、

Kokeshigenkan訪れた津軽こけし館が素晴らしかったです。

上の看板の裏側には
Heikan閉館後に到着してしまわれるお客さまへの配慮。広い度量。

こちらは4000体ものこけしが陳列されていて
Jyouge

Yoko

撮影自由。五百羅漢的な、このこけしは誰に似ているとか、どの子が好き、とかいう楽しみも味わえますし、またまだまだ私はざっくりではありますが、この工人さんはこういう作品を作られるという認識も深められます。


館内一帯伝統工芸を盛り立てていこうとする若いセンスとあたたかさであふれていて、
Kokeshitanteiイベント告知もおもしろいし、

Hellowork「こけしのハローわーく」なる、こけしの再就職制度も呼び方に愛情があって胸が躍ります。

ミュージアムショップもとてもおしゃれで充実していましたし、

Keshigomuいよいよおみやげを買って帰るときもこの消しゴムハンコが気になってたずねてみたら、消しゴムハンコ教室を体験した小学生の作品ということで、愉快であたたかい空気に本当に大満足の施設でした。

このあと黒石の有名な
Komiserenketuこみせ通りへ。黒石観光協会の案内によると藩政時代からの伝統建造物とアーケードが残っている場所です。鈴木清順の映画でみかけたことがあって一度行ってみたかったのでした。

黒石は道すがらリンゴ畑が広がっていて5月の連休の頃はちょうど白い花の時期でした。

Kuroringoこちらは、こみせ通り近くの大きなお屋敷のような建物の一角のリンゴ。古い町並みできちんと生活している人々の息吹が感じられるよいところでした。

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Comments

いわゆる観光地ズレしていなくて、しっとりした佇まいですね。これが加速すると過疎化になるのでしょうが(ノ_-。)現在計画中の旅行に黒石訪問は組み入れています。今のところローカル線乗車⇒ボランティアガイドさんをお願いして一緒に回る、という予定です。来月からそろそろ具体的に予習しよっかな…と。

Posted by: かな | June 21, 2015 at 08:55 AM

おお黒石も行かれますか!鉄道の旅は移動大変なところもあるけれど、きちんと頭の中に位置関係等残りますよね。ちゃんと旅できる感じ。ガイドさんと一緒だときっともっとしっかりいろんな話がきけるだろうし、いろんなところにいけるでしょうね。お話きかせてもらうのほんとに楽しみ。

Posted by: ぽん | June 22, 2015 at 07:52 AM

温湯温泉、ぬるゆ温泉と読むのですね~~
スマホで、おんゆ温泉?など読んでました。そのままですが^^;
黒石、ご紹介のページをあれこれ見て、多彩な資源にあふれた土地なのだとびっくりしています。ねぷたもたくさんでるようですし!
様々なこけしに、風情あふれる街並み。。。

>古い町並みできちんと生活している人々の息吹が感じられるよいところでした。

そう書かれているのがわかる気がします。
自分たちの地元を大切にされている土地柄なのだなあとあたたかくなりました。

Posted by: wind | June 25, 2015 at 12:22 AM

うんうん「ぬるゆ」という呼び名がまたいいね!
橋のところにあるような下向きのまつげが特徴的な、盛秀太郎という名人が温湯温泉にいらしたのですが、棟方志功に絶賛され一般にもものすごく熱狂されたけれど、ご本人は淡々と家族を大事にして生活してこられたそうで・・その展示も心に残っています。
盛さんの紹介をしてあるページで、いい写真がはってあるところがありましたので紹介しておきます。(私が特徴と書いたまつげ時代より前のがいいと書かれてますが・・)http://homepage3.nifty.com/bokujin/santi/tsugaru1.htm

Posted by: ぽん | June 26, 2015 at 07:30 AM

おーー
私は、まず、盛さんの仕事風景の写真に魅せられました。
やっぱりモノクロはいいなぁ~~~
そして、こけし作家さんも人気や作風があるのだなぁ。。。と当たり前のことにまた、感じ入りました。

Posted by: wind | June 26, 2015 at 07:06 PM

うん あのページの写真味わいがあるね。
http://homepage3.nifty.com/bokujin/index.htm

こちらがトップページみたいですが、
肘折とかもかっこよかったわ。
盛岡も川徳百貨店の裏なんて書かれていて、
少し知っているところだと余計うれしいね。

盛岡のところに載っている、顔のかいていないこけし、うちにあります。(^J^)

Posted by: ぽん | June 27, 2015 at 12:56 AM

拝見しました!すごい~~
お宝などといういい方は、そぐいませんが
大切な宝物の一つですthunder

こけしの語源の項目をみましたら
赤いお人形に目を惹かれ、「堤人形」と。
塩竃の商家で見た、お雛様の一つを「仙台堤人形」と教わり心にひっかかっておりました。
由縁ともども出会えてうれしいです。

Posted by: wind | June 27, 2015 at 07:59 AM

ああそうなんだー。私もwindさんが東北に行かれて教えて下さることがちょっとずつつながっていって楽しい思いをしています。
先日の「せんだいノート」の「きりこ」の話も、windさんの旅の報告できりこきれいだなとは思っていたけれど自分の持っている本でちゃんと堂々ととりあげられているものとは・・改めて読む機会になりました。

さきほどのページに仙台のカメイ美術館のことが載っていてまた興味を持ってしまいました。
http://www.kameimuseum.or.jp/

Posted by: ぽん | June 27, 2015 at 11:11 AM

みません、また続けさせていただきますm(__)m。

うんうん、「東北の伝承切り紙」(細部あやし)という本しか探せなくて、「火星の庭」さんに聞いたら、「仙台ノート」に、確か。。。と、教えてもらったのです。ぽんさんがすでにお持ちだったこと知り、うれしかったです。神棚そのものも立派で飾りがいがあるだろうなぁ。。と思います。依りしろとして、いろいろ紙が使われているようでもっと知りたいと思ってはいるのですが。
そして、カメイ美術館、ぽんさんは、もういかれているだろうなぁ、など思っていました。沼田元気さんの展覧会などもあるようで(#^.^#)

Posted by: wind | June 27, 2015 at 12:34 PM

「せんだいノート」はほんとwindさんがこのコメント欄で最初に書いて下さった「自分たちの地元を大切にされている」という感じの、手作り感あふれ、しかもおしゃれな書物ですね。
カメイ美術館、ちょうど今、このブログで話題にしている津軽こけし館と関係しているイベントをしているようでつながりますねー。

Posted by: ぽん | June 27, 2015 at 11:52 PM

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