ファッション・アクセサリ

September 23, 2004

恋におちたシェークスピア

今頃、なんですが、掲示板でちょっとよい評判をきいていたので、NHK衛星で放映して録画していた「恋におちたシェークスピア」という映画をみてみました。

いつもは現代の普段着の人たちのおはなしが好きなわたしですが、ちょうどその前に「ムッソリーニとお茶を」という映画をみまして、第二次世界大戦直前のフィレンツェのイギリス女性社会のはなしなんですが、芸術を愛しまくって日常生活が多少お留守になっているような登場人物の姿に、自分の母(そして、愚かにも今頃気がついたのですが実は私もそのタイプ。。)に似たものもみつけたりして、「この映画って意外と身近?」という感じで楽しめ、同じく普段着ノリではなさそうなシェークスピアもこの機にいってみよう!とトライしてみました。

「恋におちた~」の方は、「ロミオとジュリエット」の話とシェークスピア自身の話がからませてあるのですが、ちょこっと出て来る少年がシェークスピアと同時代の年下の劇作家であったり、シェークスピアやその時代のことに詳しければ詳しいほど楽しめそうな気もする映画でした。

「ムッソリーニ。。」の方でチャーミングな老婦人を演じたジュディ・デンチがエリザベス女王を演じ、「こういう感じだったかも。。」という説得力と存在感を醸し出していたし、グゥイネス・パルトロウの透き通るような美しさはシェークスピアが恋におちるお相手にふさわしい。。と思ったり。。俳優陣の活躍もすばらしかったのですが、一番「恋におちたシェークスピア」で心に残ったのは、衣装でした。

昔、母のやっていた店で古裂をつかった小沢靖子さんという作家の方の猫をショーウィンドウに飾っていたのですが、衣装の隅々まで研究され、気持ちの行き届いたものをつくられており、見る人の心を必ずとらえるものでして、「~シェークスピア」に出て来る細工の細かい衣装のすばらしさに通じるものありました。

ozawa0003.jpgたとえばこんな感じ。これは「ボーブルを持つ猫の道化」という作品ですが、写真を撮った後さらに改良され、さらに頭巾がゴージャスになっているそうです。こういう雰囲気の衣装をきた人がさりげなく舞台で踊ったりして、「あら あの猫みたい。。」と思ったあたりから、この映画の衣装が気になって気になって。。遅まきながら、贅沢なつくりのもののすばらしさに目覚めております。調べてみたら「~シェイクスピア」はアカデミーの衣装デザイン賞をとっているのですね。納得いきます。

小沢さんの作品に関心を持たれたかたはまたお気楽におたずねくださいね!実はこの日記がきっかけで小沢さんの作品をお持ちの方ともおはなしすることができたりして、そういうつながりをとてもうれしく思っているところです。

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