July 26, 2006

関美穂子型染め展

Sekisan昨日から一乗寺の恵文社で、大好きな型染め作家の関美穂子さんの個展が開かれています。恵文社に手刷りの蔵書票やマッチな、えはがきなどの作品(こちらに詳細)がよく置いてあるので印象に残っておられる方も多いのではないかなと思います。
今回の展覧会は、大物中心でゆかたやゆかたの反物、クッション、うちわなどが展示され、夏のお部屋という感じ。(こちらに詳細載ってますが、現物のいろあいはもっといいです!)大好きな手作り雑貨作家さんカクカメさんとのコラボのがまぐちシリーズも普段のカクカメさんのものよりシックで大人向けな感じ。すでに持っているシリーズでもものすごくほしくなりました。

Seki2仕事にもおでかけにも使えそうなバッグ。A4のものがはいり、マチもあります。思い切って買ってしまいました。赤や青のトートもありましたが、またタッチが違っていていいですよ。展覧会は8/7まで。

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December 12, 2005

念願かなった週末

この週末は前から行きたかったところにどんどん行けまして、週明けからまじめにやるぞ、という気持ちでいます。
まずは御幸町丸太町の「吉田屋料理店」。

yoshidaya入り口だけみているとなんか料理旅館みたいなのですが、
yoshi2中は若い女性が民家でされている居心地のよい食事&呑み処という感じ。カウンター席と誰かの部屋にまねかれたような風情のお座席があり、どちらでもとてもくつろげる雰囲気です。

お食事は、いろいろな国のエッセンスをうまく融合させた創作料理。
yoshida2こちらはブルーチーズとラ・フランスのサラダ。くるみがのっかっていて香ばしい!まねしたい!そしてワインも在庫が豊富でちゃんと相談に載って下さる所がありがたい!

yoshida3こちらはアナゴのフリット生春巻き仕立て。ソースは一緒に行った人の推察によるとらっきょうの刻んだものとチリソースがまざっているようで甘酸っぱさプラス辛味の配分がとってもいい!

yoshida4こちらは多分アジア風の麺にイカ墨ソースを和えたもの。どれもとりあわせの塩梅がすごく上手です。

6時半にはいったときはまだ空席があったのですが、すぐにいっぱいになりました。できるだけ予約して行った方がいいようです。

吉田屋料理店 [ その他 ] - Yahoo!グルメ


もうひとつ週末にいけた場所は、関心空間の日記でも行きたいと書いていた奈良のカフェ カナカナの二階で開催されているソルヨンの靴展

kanakana
kana4
kanakana3

会場のカナカナというお店が手入れの行き届いた町家で心のこもったサービスをするカフェでとてもすてきだったし、靴の方も、ビルケンシュトックの靴底を使った創作なので、とっても足になじむ。ぱっと見「派手過ぎるかな?」と思うような靴もはいてみたら服とすごくなじむのですよ。手作りの靴なので安くはないけれど、次の日からがんばる元気をもらえるようなとってもすてきな靴たちです。

kana5カナカナ二階の多分常設の雑貨コーナーもかわいらしかったですよ!日常から息抜きできる気持ちのよい場所でした。靴展は18日までです。

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August 12, 2005

【演劇】大人計画 「キレイ 神様と待ち合わせした女」

大人計画のひとたちには書籍やテレビ、映画作品などで並々ならぬ関心と尊敬を払ってきたわたしですが、肝心の舞台は一緒に行ってくれそうな相手もみつからず一人で乗り込むにはチケットをとる努力がしんどそうで今まで劇場で舞台をみることがありませんでした。しかし、この夏、松尾スズキの「宗教が往く」が大好きで何度も熟読しているNさんに誘っていただき、大人計画の舞台を初体験しました。

演目は「キレイ 神様と待ち合わせした女」。ものすごいエネルギーの渦巻くカオスのような舞台にどんどんどんどんいろんなものが繰り出してきて飽和状態に達しかけ、でもちゃんとそれぞれがおさまるところにおさまるという体験は「宗教が往く」や、映画「恋の門」を味わったときと合い通じるものがありました。

舞台の松尾スズキ氏はより頼もしい感じ。「大人計画社長日記」で、「肝心のときに頼りになる松尾さん」というような話を読んでいたのですが、テレビでは頼りない役が多いし、コラムも謙虚な感じで、目の当たりにするまで頼もしい松尾さんってどんな感じなのだろうか、などと思っていたのですが、ナチュラルに納得がいきました。

宮藤官九郎氏もそういう役柄ゆえかパンフレットの写真もえらくきりっとしていたし、ドラマなどでみる姿よりずっとしゃきっとしておられました。カーテンコールで愉快な挨拶をされていたけれど座長だったのかな?

阿部サダヲ氏がいい、という評判をきいていましたが、本当にものすごく魅力的。阿部氏の役は二人で演じられるのだけど、片一方を阿部氏がやっているからもう一方の役もすごくひきたつという感じ。

ドラマ「タイガー&ドラゴン」で主人公たちとは敵役に位置していたのだけどすごいリアリティで魅力を感じた橋本じゅん氏もすごくよかった!この方は劇団☆新感線の方みたいですね。古田新太さんもだし、新感線の人の存在感&エネルギーってすごいなぁ。。

そして、当初主人公役を予定されていた酒井若菜さんの病気降板のため急遽代役をひきうけた鈴木蘭々さん!すばらしかった!根性あるんだなぁ。。私の中ですごい勢いで株が上昇しています。

今まで「シティボーイズ」とか三谷幸喜さんの作品とか落ち着いてみる感じの演劇が多かったので、それらとは性格の違う、がんがんつめこむ、るつぼのような有様にのみこまれそうになりながらも本当に演劇って、客も一緒にその場の時間をつくり、共有するものだなぁとすごく実感したし、口当たりは悪い部分とかたくさんあって、誘う人を選ぶ部分があるのだけど、実はその口当たりの悪さも重要で、生きる力を与えてくれると実感できる松尾さんのつくる舞台、また行きたいなと思った一日でした。

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February 08, 2005

なにわパラダイス@なにわ

三谷幸喜さんの脚本で、戸田恵子さんが一人芝居でミヤコ蝶々を演じる「なにわパラダイス」の大阪公演をみにいきました。

まず開演前の三谷さん&大阪弁監修の生瀬勝久さんのアナウンスが笑えた!三谷さんのDVDとか買ったり、テレビのご出演をみると、三谷さんのサービス精神の豊かさに感心するのだけど、この開演前アナウンスにもそういうところがあらわれてました。もちろん舞台そのものも工夫がいっぱいで、三谷さんやスタッフの上質の仕事をみせてもらい、「この仕事には公演代にふさわしい価値がある!」と思わせられるものでした。

今回の舞台はミヤコ蝶々が楽屋で語る、という設定になっているのだけど、はじめから幕があいていて仔細に眺められる楽屋の設定がすごく凝っていて、そしてかわいらしくてすてきだった。演技がはじまると、そこにおいてあるものがいろいろと有効に使われ感心することになるんです。

また、舞台は「オケピ!」を思わす二段がさねになっていて、上の方にパーカッションの方とマリンバの方がいらっしゃるのがみえ、その二人の効果音で巧みにストーリーが紡がれるようになっていて、シンプルだけどそれゆえに豊かな感じのする舞台でした。

一人芝居なので、衣装がえもほとんど舞台でみんなの目の前でおこなわれ、それ自体も芸になっていて、そういうところはイッセー尾形さんの舞台、あるいはイッセーさんよりは着替え時の露出が少ないという意味で歌舞伎を思い出したりもしました。

自分はありし日の蝶々さんを結構テレビでお見受けしていて、いままでに戸田さんと蝶々さんが似ていると思ったことはなく、今回も似ているとかでなく、三谷さんが蝶々さんを素材につくられた舞台をみにいく、という気持ちでいたのですが、どうかした瞬間戸田さんがものすごく蝶々さんに似ているときがあり心底驚きました。

三谷さんの昔の芸人さん、舞台人、映画人へのリスペクトっていつも作品に生かされていてそこがすごく好きなのですが、今回もそれがすごくあらわれていた!そして蝶々さんを結構テレビでみていたつもりだったけれど、実際どういう人生を歩んでこられた方ということは全然知らなかったことに気づかされ、蝶々さんの周りの人間模様にも関心をもちました。

最後まで大役をつとめあげた戸田さんに、たちあがって声援を送る人たちがすごくたくさんいらっしゃり、題材的に大阪で行うのは難しかったと思うのですが、それをここまで。。とその瞬間自分の目頭が熱くなったのでした。

大阪公演は2/13まで。先週の金曜日行ったときは当日券受付もあったけれどもしかしていまからでもみるチャンスあるのかな。。こちらには「主催者にお問い合わせ下さい」と書いてあるので興味のある人はひょっとして問い合わせる価値ありかも。。です。


******おまけ*******
三谷さん×関西の話題ということで。。もうひとつうれしかったことを書かせて下さい。今日の京都新聞のトップページにこんな記事が載っていました。でかでかとトップページに「新選組!」の文字ですよ!嬉しい!新聞本体の方もたくさんの三谷ファンの目にとまるといいなぁ。。

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January 21, 2005

関美穂子さんの型染め作品展@アトリエ箱庭

恵文社においてある型染め蔵書票にいつもほれぼれしている私。関美穂子さんという京都在住の方が作っておられて、その展覧会が大阪 北浜のアトリエ箱庭というギャラリーで開かれると知って、訪れてみました。

hako1地下におしゃれっぽいお店(写真にうつっているお店がそうです。)がはいっている豊島ビルという古くて小さなビルの301号室にアトリエ箱庭はあります。

hako2ちゃんと探さないと見落としてしまうようなマンションの一室で営業されていて、

hako3扉をあけると本をじっくり座って味わえるお部屋空間が広がっているところは京都のアスタルテ書房を思い出したりも。。(アスタルテは古本もおいてある私的応接室のような書房ですが、箱庭は古本のあるカフェという感じです。)

sekitenu普段みる関さんの作品は小さな蔵書票だけなのですが、この展覧会では、てぬぐいやらマッチやらわたしには目新しい分野でまたまたすてきな作品が多数展示されていて、小さな展示室なのですがとても堪能できました。

sobachoko珈琲をいただいたテーブルにも関さんの作品が、テーブルクロスのようにしかれていました。箱庭さんには70年代の芸術系の雑誌が割合多く、興味深く読むことができましたし、適正な価格で販売されていて好感を持ちました。

sekimatchすばらしい作品群の中で特に気に入ったマッチ作品。右は京都の美容院の、そして左は銀閣寺のアンティーク+古本喫茶 「迷子」のマッチ。表と裏は違う絵が描かれていてとても凝っています。(美容院の方の裏は図案化されたハサミや櫛の絵でした。)「迷子」の存在自体 近所に住んでいながらも、何年も知らずにいて、掲示板で教えてもらっていってみてその本の傾向の楽しさなど「大発見!」という感じだったので、こちらでまた出会えてとてもうれしかったです。関さんも行かれているのですね。あのお店。
箱庭さんにはまだまだ他にいっぱいのバリエーションのマッチがありましたので、ぜひじかにみていただきたいと思います。

アトリエ箱庭での展覧会は2/6(日)まで午後1時~8時まで。火曜 土曜は休廊。型染め体験講座が開催される日もあるようです。(1/23と2/6に午後3時~5時 要予約 06-6203-5877) 

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January 16, 2005

草間彌生展@京都国立近代美術館

京都国立近代美術館で開催されている草間彌生展に行きました。

名前だけはきいていてすごいインパクトのある作品をつくられるような認識を持っていたのですが、少女時代から幻視・幻聴体験にみまわれたりされてきた精神のぎりぎりの淵みたいなものをベースにした独自の世界が構築されており、圧倒されつつも愉しめる展覧会となっていました。

2人~3人ずつが小部屋の中に入って作品を体感する「水上の蛍」という作品があったのですが、とても美しいのだけど、宇宙にぽつんとたたずんでいるような不安定な気分にもなり、一緒にはいったとってもかわいらしい女の子の「とってもきれい!夜空みたい。。」という声に宇宙空間を漂う仲間がいる心強さを感じたり、同じものにふれてもそれぞれの心の奥底をあらわしてしまうような草間さんの作品のすごさを感じたり、というような体験をしました。

網目と水玉が草間さんの特長らしいですが、多分小学五年生の時の作品と思われる達者な作品にももうすでに水玉ものへの傾倒があらわれていたり、日常のものに水玉がふりそそいでいることで、それがまがまがしいイメージにもなりうる、といった作品もあり、水玉に対して持っていた「かわいらしい、あまいムード」というだけのイメージが変化しました。

戦争や悲惨なできごとをテーマにしたコラージュの色合いがなぜだかとっても美しく、わたしはその作品群にすごく惹かれるものを感じてしまいました。

一見するとポップなモダンさも備えつつ、表現している内容はかなり精神の深みに立ち入ったものであり、いろいろな刺激を受けた展覧会。他に見に来ている人も、美大生風からモダンな親子までそれぞれがそれぞれの思いでかなり楽しんでいる様子でした。

kusama1展覧会場を結ぶ階段のオブジェはフラッシュを使わなければ撮影可でした。でも、浸食する水玉のイメージがこの写真ではあまりでないのが悔しいです。。

kusama2平安神宮の鳥居に映える水玉。向かいのかっこいい京都市美術館の建物ともあいまってなんだか好きな風景でした。

草間さんのオフィシャルサイト。こちらに展覧会の模様を表現しているすばらしい写真があります。他の地域も「内容を増殖・変容させながら」(草間さんの作品にうってつけの表現!)巡回するようなので京都以外の方もどうぞ。

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November 21, 2004

フリーペーパー

リンク先の大学生ちぐさんが昨日、てづくりもののフリーマーケットをご自分の大学の学祭で開催されました。自分は行けなかったのですが、でかけてきた友人がおみやげにちぐさんのつくられたフリーペーパーをおみやげに持って帰ってくれました。

ご自分の紹介、大阪のおさんぽマップなどがあたたかいタッチで書かれていてとってもすてき!いよいよ来春にはご卒業ということで最後はこれからの抱負などでまとめられ、読んだ後なんか映画の小品をみたような気分になりました。
「フリペ.NO.2にツヅク」と書かれた最後のページ!!ほんとにNO.2を楽しみにしていますよ!
てづくり作品をおいてられた場所などで配布されているのかな。。どこかで巡り会ったらぜひ「あ ちぐさんだ!」と手に取ってみて下さいね。

フリーペーパーというものがすごく好きな私。
一乗寺の本屋恵文社にいったときもいつもおもしろそうなフリーペーパーをもらって帰ります。
そして保存しています。発行年月日をみるとどうも春にいただいた下の写真のペーパーもすごくよいなぁ。。と思って大事にとっていました。

koube.jpg神戸でみつけられたものがかわいいイラストとともに紹介されていて、読み物として本当におもしろいです。ホームページにはバックナンバーも紹介されていますし、フリーペーパー好きな私みたいなものへの情報、フリーペーパーリンクもあります。(それぞれどういう風なフリーペーパーか、というのがすごくわかりやすく紹介されています。)

春にいただいた情報では、2004年の10月と12月にも発行予定と書かれているので、もしみかけられたらもらって帰られることをおすすめします。

二冊のフリーペーパーの写真は「billet」さんという、百万遍手作り市や雑貨屋さんで作品を並べておられる方々のランチョンマットの上で撮りました。billetさんもフリーペーパーをだしておられて、お買い物した時にもらいました。こちらもよい感じなのですよ~!ぜひ!

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November 14, 2004

リサとガスパール@梅田

去年だったかの年末に、パリのデパートのディスプレーを手がけている人たちのおはなしをテレビでみて、「すてきなお仕事だな、『こんな美しいものを人間はつくれるんだよ』、ってみせてくれることって人に力を与えてくれるな」、と感銘をうけ、デパートのディスプレーを「これをつくっているのはどういう人たちなんだろう?」と思いながらみるようになっているのですが、季節ごとに感動するのはやっぱり梅田阪急コンコースのディスプレー。

このあいだの金曜日に通りましたら、全面絵本のリサとガスパールのクリスマスストーリーになっていて本当に感動!

risa1.jpg gaspa.jpg risa2.jpg

今年の阪急のクリスマスはリサとガスパールがテーマみたいです。(こちら参照。)二匹のうさぎさんみたいにみえるリサとガスパールですがたしか うさぎって特定されているわけではないのですよね。魂の表現っていうか、漫画家が自分をカエルやら豚やらのイラストに託して描くのと似たような感じで、ストーリーの主人公としてああいう形のものを使っているという風に勝手に解釈しています。

少し前に大丸京都で展覧会をしていて、その時紹介されていたおはなしをみていると「こどもってこういうことするする!」「わたしもこの気持ちわかる!」というようなストーリー運びで、かわいいだけじゃなくて、ドラマとして人間の心にふれるものがあって楽しかったんですよね。もちろん造形のすばらしさ、色あわせのすてきさがあるから それがまたこっちの心に伝わるわけですが。。

とにかく、おはなしもおもしろいこのリサとガスパール、いくつもあるウィンドウにいろいろなストーリーが紹介され、どこも人でいっぱい。やっと撮れたのがこちらですので、ぜひ他のもみにいってください。リサやガスパールも動いていたりするんですよ!三枚目の写真のリサは、動いて出てきたところを撮りました!どこも子供さんが間近でみられるように赤い小さな階段がついていたりしてその配慮もすてきです。

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October 23, 2004

「It's Stamp World!~切手に恋して~」展

掲示板でおはなしをきいて、「It's Stamp World!~切手に恋して~」展に行ってきました。ちょっと気になるかわいいものを検索しているといつも突き当たるプチグラパブリッシングというところが開催していて、夏に東京で行われたものが大阪に来ているのです。(詳細はこちら。)

graf.jpg最初に行ったのはgrafという、かっこいい家具のはなしで名前だけはきいていたのですが、はじめて足を踏み入れた場所。会場に至までの階段の壁画は、70年代頃の高級ホテルのような面影もあり、スタイリッシュでかつ落ち着きのある空間。展示場もラウンジを思わす空間の中に上質の家具や小物が置かれており、その広い空間のそこかしこに出展者の思い思いのアレンジで額にいれられた切手の展示がされていました。

ここで出会った中で一番好きな展示物は下田直子さんという方のものでした。刺繍作家と紹介され、本も何冊かだしておられるそうなのですが、自分ははじめて出会って。。確かデザインの勉強のために集め始めて。。とか書いておられたと思うのですが、確かに「ああこの色遣い!配置!いいなぁ!」と思わせるようなチェコなどの切手が展示されていました。下田さんのホームページもあるようで、みにいったらその展示物を彷彿とさせるすばらしさ。かばんなどの手作りキットを売っておられるけれど、ああこんなかばんが欲しい!(こちら。)

grafには、私の好きな盛岡の鉄器の釜定の商品(こちら参照)もあったり、おいてある小冊子を読んだら、群馬のおつけものをつくっているお母さんのためのアトリエをたてられたり、(こちらのお店)ぬくもりと洗練の調和に、惹かれるものがありました。

gkawa.jpg前に行かれたおはるさんは展覧会の後、4階のカフェで川面をみながらゆっくりされたそうで、京都の五条のefishと雰囲気が似ていると掲示板に書いて下さったのですが、確かに古い情緒を残す川辺のエリアにたつモダンだけど居心地のよい空間、というところがとても似ているような気がしますね。写真はgrafのすぐそばの橋です。

s.jpgもうひとつの展示会場心斎橋のアンヅは、ちいさなビルの二階と三階ではじめみつけられなくてすごく迷いました。これが入り口。

anche.jpgでもたどりついた場所はあったかさが前面に来て、夜に慣れない町をさまよったわたしをあたたかく迎えてくれました。これは二階のカフェと雑貨コーナーの入り口。展覧会場はこのもうひとつ上。

こちらの会場で好きだったのは杉浦さやかさんのあつめられた中国の切手。杉浦さんの本に漂う、かわいらしいけれどまぬけさ奇妙さの隠し味がぴりりときいた、いい塩梅のテイストがあふれだしている!みうらじゅん画伯の、ライフスタイルにマッチした渋すぎておかしい「ガケ」切手展示も笑えたし、パラダイス山元さんのサンタ切手も、うれしかった。その中で一番、出会いがうれしかったのはユトレヒトというお店を運営されている方の展示。普段から、ユトレヒトのサイトはのぞいていて刺激を受けたり、買い物をしたりしているのですが、デンマークの中の独立国(Elleore王国?自分のメモが汚くてよめない。。)の、ライオンをモチーフにした切手展示がすごくすてきでした。なんでも「ライオン狩り」とかいう映画にでてきたとかで、ライオンをひとつのテーマにしているらしいのですよ。彼の地は。

日本にずっといたら思いつかないような意匠のかわいい切手にたくさん巡り会え、「郵便料金をおさめるツールとしては使えないのだけど買いたいな~>外国の切手!」という気になった展覧会でした。

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October 14, 2004

八二一さんの写真集出版記念展

枡野浩一さんの本につけてある写真がすてきで、注目していた八二一さん。(はにはじめさんと読みます。男女の写真ユニットです。)

ネコ写真を撮っておられる内に縁ができた猫の写真集「はっちゃんち。」が半年ほど前にでまして、すごくすてきだったんですが、ホームページをみていると、はっちゃんをモデルに新しい写真集が出ることになり、その出版記念展が大阪中津の喫茶店カンテ・グランデ本店で行われているということでのぞきにいきました。

821.jpgカンテの本店は、落ち着くときいていたのですが、本当にお店のある地下の階段におりていくところにも一杯緑が植わっていてほっとします。そして、喫茶ではあるのですが、ギャラリーと独立しているようで、展覧会だけみにいく、ということも可能でした。

私がいったときは八二一さんの女性の方がギャラリーにおられ、いろいろおはなしできとても楽しい時がもてました。(どちらかがいらっしゃるようです。)八二一さんのつくられた本たくさん読んでいるし、枡野さんの話もいろいろしたりして、なんか自然に言葉があふれました。(こういうケースは珍しいのですが。。たいがいサイン会とかでなんの話をしていいのかわからない状態になってしまうので。)

ショックなことに枡野浩一さんのすぐれたコミック評論で八二一さんの写真とのコラボレーションもすばらしい「漫画嫌い」という本が絶版になったようで、「あの幻の本 こちらで販売」みたいな感じで並べられていました。よい本なのになぁ!!!これから行かれる方 おすすめ本ですよ!

今度八二一さんたちが出された「はっちゃんて、」もとってもすてきな写真集。本当は昨日も「あと40分ほどではっちゃんが来ます」とおっしゃっていたのに、時間の都合ではっちゃんとは会えなかったのですが、もうはっちゃんに会って遊びたくなってしまう本です。もう一回はっちゃんの在廊中にいきたいくらい!とってもきれいで、写真みてるだけでなでたくなってしまうような猫なんですよ。

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