文化・芸術

December 11, 2012

顔見世

Maneki11月に文楽の忠臣蔵をみて、歌舞伎の忠臣蔵と見比べてみたいなと思っていたところ、顔見世で忠臣蔵(五段目、六段目)をやっていることを知り、みいくことに。

Panfパンフレット 2000円。でも読みどころたくさんあり、イラストもしゃれている。一枚目には和紙刷りで、和紙のカバーがついた上村淳之画伯の巳の絵、表紙の松竹梅、など縁起ものの感じが楽しいです。今回は六代目中村勘九郎襲名披露ということで、夜の部の途中には口上があったのですが、

Noshi幕自体が熨斗紙であるというこの趣向、わくわくします。

忠臣蔵の方は、文楽とあまり日をおかず行ったおかげで演出の違いをくっきり感じました。歌舞伎役者による芝居がメインだから浄瑠璃はあくまで説明部分のみ。もっと浄瑠璃がききたいと思う部分もあったし、歌舞伎の方が役者さんのおもしろみがダイレクトに伝わってコミカルなんだなという部分もあり。斧定九郎という色男の悪役のきめポーズは、イヤホンガイドにあった通り、よくみる歌舞伎の役者絵の図柄そのままで楽しめます。橋之助さん、テレビで上品なたたずまいを拝見する程度にしか知らなかったのですが、この悪役もその後の、相撲取り題材の「関取千両幟」での敵役も生き生きしていてかっこよく、舞台ではこんな姿なんだ!と感嘆しました。

襲名の口上はほんとにただの挨拶ととらえていたのにこれがまた楽しい。解説によると美術は、お父さんの中村勘三郎襲名披露時と同じ金子国義とのことですが、オーソドックスにあでやかなのに、シックでひきしまった舞台。そして一人ひとり歌舞伎界の幹部が口にするお祝いの言葉に、それぞれの個性がちゃんとみえ、もしかして後々まで思い出すのはこの場面では・・と思わせるようなとても印象的なだしものになっていました。

その次は勘九郎さんの踊りが見せ場の「船弁慶」。歌舞伎初心者の私でも知っている、弁慶演じる市川團十郎さん、すごい安定感と風格。そして、コクーン歌舞伎のあだっぽい女形がすごい、と思った弟七之助さんは脇にまわって舟漕ぎの一員なのですが、この舟漕ぎの踊りが楽しいし、帆をデザインした衣装の文様などがすごくキュート。口上の時に、故勘三郎さんからお兄さんを支えるようにと申し渡されていたことをおっしゃってましたが、すごくそれが感じられました。

Choko勘九郎さん襲名記念のカレンダーつきチョコ。

ただでさえ祝祭ムードの顔見世が勘九郎さんの襲名記念ということでさらにハレの感じが濃厚になっており、その上、観客一同、お父さんの勘三郎さんを喪ったばかりの勘九郎さんへの特別の思いをこめているのが充満し、とても心に残る舞台に居合わせた気持ちです。歌舞伎特有の色の合わせ方などもとっても素敵と思いました。

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国立文楽劇場

8月に三谷幸喜氏の作った文楽をパルコ劇場に見に行ったのがちょっとしたきっかけになって、11月の文楽劇場「仮名手本忠臣蔵」公演に行くことに。
Nipponnbashi地下鉄日本橋の駅おりるなりもう文楽の世界でこの趣向にわくわくします。
Manin入り口には満員御礼の札。「型」が生きていてかっこいいです。
この日のきっかけを作ってくれ、チケットをとってくれた文楽好きの友人とは1階ロビーで待ち合わせしたのですが、待っている間に行った
Shiryouten_2資料展示室がまた楽しいのです。忠臣蔵に関する資料やお人形の展示があって、人形の中に手を入れて実際に動かす体験ができるのだけど、ちょうど私に説明してくださった方が戦前人形遣いをされていたそうで、文楽劇場に行くきっかけになった三谷幸喜脚本の文楽公演の話や、川本喜八郎さんの飯田の展示の話などお人形について自分が思うことを興奮して語る私の話をちゃんときいてくださってとてもすてきなひとときでした。

Yakushae_2公演はもちろん写真撮影できないのですが、ちょうど橋本治氏の「浄瑠璃を読もう」の忠臣蔵の部分だけは読んでいたのが功を奏したのか、この役者絵の人形たちを今すごく身近に感じるほど堪能しました。特に前列にいる青地に赤い線がはいった衣装の登場人物おかるとその左の肌色の顔のおかるの兄ちゃん。白い顔のお人形さんたちのオーソドックスな感じでなく、直情径行型の兄ちゃんと、橋本治に「その名の通り『軽い女』」といわれているおかる。この人達こそが、橋本治氏が書いている、文楽をみていた江戸の庶民にとって関係のないお武家さんの話を自分の物語にするような登場人物たちで本音で生きている感じがわかりやすくおもしろい。
もう一人好きな登場人物が左側の花嫁姿の隣にいる黄土色の衣装のナイスミドル、サラリーマンの鑑のような加古川本蔵。渋い。お人形の顔も山崎努みたいなんです。四十七士ではないし、あるときは討ち入り側の人間にえらいいわれようをする本蔵の、自分はこの与えられたポジションでのペストを尽くすしかないじゃないかという感じが、シニカルでかっこいい。
。。というようにストーリーももちろんおもしろかったのですが、一番感銘を受けたのは、義太夫の言葉の美しさ。橋本氏の本などで予習していたのと字幕が舞台の上に出てくれるのも手伝って、何をいっているのかよくわかるし、ちょっと使ってみたくなるような身のすくような言い回しがいっぱい出てきて堪能しました。太夫さんが交替して自分の持ち場になるときに、前におかれた本を高く掲げ一礼する所作から、この文楽というものの一番大事なのはここに書かれている言葉なんだよ、ということがすごく体感でき感動します。そして三味線の音。大昔に自分の中の蓄積もまだまだ少ない状態で文楽劇場に足を運んだ時とは全く違う喜びを感じました。文楽はこの語りと音楽を楽しむのがまずメインにあるんだということを今回はすごく感じました。
もちろんお人形のかわいらしさも重要で、お人形がなければ渋すぎると思うのですが。ふっと思い出すのはやっぱりおかるの最後の場面でのきめ顔とか、お人形のお芝居であるのだから。

文楽のあとは少し大阪観光を。
Takashimaya2文楽劇場にほど近いタカシマヤ別館。朝のドラマ「カーネーション」で、戦前の百貨店として出てくるすてきな場所。
Takashimayaシックな美しさ。

次は
Daimaruヴォーリズ建築の宝庫 心斎橋大丸。

ここや
Shouchikku1_2
松竹座

Curryはり重のカレーショップは、大阪舞台の小説に出てくるこいさんなどがいきそうな、大阪の豊かさをすごく感じる場所でした。

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July 26, 2006

関美穂子型染め展

Sekisan昨日から一乗寺の恵文社で、大好きな型染め作家の関美穂子さんの個展が開かれています。恵文社に手刷りの蔵書票やマッチな、えはがきなどの作品(こちらに詳細)がよく置いてあるので印象に残っておられる方も多いのではないかなと思います。
今回の展覧会は、大物中心でゆかたやゆかたの反物、クッション、うちわなどが展示され、夏のお部屋という感じ。(こちらに詳細載ってますが、現物のいろあいはもっといいです!)大好きな手作り雑貨作家さんカクカメさんとのコラボのがまぐちシリーズも普段のカクカメさんのものよりシックで大人向けな感じ。すでに持っているシリーズでもものすごくほしくなりました。

Seki2仕事にもおでかけにも使えそうなバッグ。A4のものがはいり、マチもあります。思い切って買ってしまいました。赤や青のトートもありましたが、またタッチが違っていていいですよ。展覧会は8/7まで。

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December 12, 2005

念願かなった週末

この週末は前から行きたかったところにどんどん行けまして、週明けからまじめにやるぞ、という気持ちでいます。
まずは御幸町丸太町の「吉田屋料理店」。

yoshidaya入り口だけみているとなんか料理旅館みたいなのですが、
yoshi2中は若い女性が民家でされている居心地のよい食事&呑み処という感じ。カウンター席と誰かの部屋にまねかれたような風情のお座席があり、どちらでもとてもくつろげる雰囲気です。

お食事は、いろいろな国のエッセンスをうまく融合させた創作料理。
yoshida2こちらはブルーチーズとラ・フランスのサラダ。くるみがのっかっていて香ばしい!まねしたい!そしてワインも在庫が豊富でちゃんと相談に載って下さる所がありがたい!

yoshida3こちらはアナゴのフリット生春巻き仕立て。ソースは一緒に行った人の推察によるとらっきょうの刻んだものとチリソースがまざっているようで甘酸っぱさプラス辛味の配分がとってもいい!

yoshida4こちらは多分アジア風の麺にイカ墨ソースを和えたもの。どれもとりあわせの塩梅がすごく上手です。

6時半にはいったときはまだ空席があったのですが、すぐにいっぱいになりました。できるだけ予約して行った方がいいようです。

吉田屋料理店 [ その他 ] - Yahoo!グルメ


もうひとつ週末にいけた場所は、関心空間の日記でも行きたいと書いていた奈良のカフェ カナカナの二階で開催されているソルヨンの靴展

kanakana
kana4
kanakana3

会場のカナカナというお店が手入れの行き届いた町家で心のこもったサービスをするカフェでとてもすてきだったし、靴の方も、ビルケンシュトックの靴底を使った創作なので、とっても足になじむ。ぱっと見「派手過ぎるかな?」と思うような靴もはいてみたら服とすごくなじむのですよ。手作りの靴なので安くはないけれど、次の日からがんばる元気をもらえるようなとってもすてきな靴たちです。

kana5カナカナ二階の多分常設の雑貨コーナーもかわいらしかったですよ!日常から息抜きできる気持ちのよい場所でした。靴展は18日までです。

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August 12, 2005

【演劇】大人計画 「キレイ 神様と待ち合わせした女」

大人計画のひとたちには書籍やテレビ、映画作品などで並々ならぬ関心と尊敬を払ってきたわたしですが、肝心の舞台は一緒に行ってくれそうな相手もみつからず一人で乗り込むにはチケットをとる努力がしんどそうで今まで劇場で舞台をみることがありませんでした。しかし、この夏、松尾スズキの「宗教が往く」が大好きで何度も熟読しているNさんに誘っていただき、大人計画の舞台を初体験しました。

演目は「キレイ 神様と待ち合わせした女」。ものすごいエネルギーの渦巻くカオスのような舞台にどんどんどんどんいろんなものが繰り出してきて飽和状態に達しかけ、でもちゃんとそれぞれがおさまるところにおさまるという体験は「宗教が往く」や、映画「恋の門」を味わったときと合い通じるものがありました。

舞台の松尾スズキ氏はより頼もしい感じ。「大人計画社長日記」で、「肝心のときに頼りになる松尾さん」というような話を読んでいたのですが、テレビでは頼りない役が多いし、コラムも謙虚な感じで、目の当たりにするまで頼もしい松尾さんってどんな感じなのだろうか、などと思っていたのですが、ナチュラルに納得がいきました。

宮藤官九郎氏もそういう役柄ゆえかパンフレットの写真もえらくきりっとしていたし、ドラマなどでみる姿よりずっとしゃきっとしておられました。カーテンコールで愉快な挨拶をされていたけれど座長だったのかな?

阿部サダヲ氏がいい、という評判をきいていましたが、本当にものすごく魅力的。阿部氏の役は二人で演じられるのだけど、片一方を阿部氏がやっているからもう一方の役もすごくひきたつという感じ。

ドラマ「タイガー&ドラゴン」で主人公たちとは敵役に位置していたのだけどすごいリアリティで魅力を感じた橋本じゅん氏もすごくよかった!この方は劇団☆新感線の方みたいですね。古田新太さんもだし、新感線の人の存在感&エネルギーってすごいなぁ。。

そして、当初主人公役を予定されていた酒井若菜さんの病気降板のため急遽代役をひきうけた鈴木蘭々さん!すばらしかった!根性あるんだなぁ。。私の中ですごい勢いで株が上昇しています。

今まで「シティボーイズ」とか三谷幸喜さんの作品とか落ち着いてみる感じの演劇が多かったので、それらとは性格の違う、がんがんつめこむ、るつぼのような有様にのみこまれそうになりながらも本当に演劇って、客も一緒にその場の時間をつくり、共有するものだなぁとすごく実感したし、口当たりは悪い部分とかたくさんあって、誘う人を選ぶ部分があるのだけど、実はその口当たりの悪さも重要で、生きる力を与えてくれると実感できる松尾さんのつくる舞台、また行きたいなと思った一日でした。

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February 08, 2005

なにわパラダイス@なにわ

三谷幸喜さんの脚本で、戸田恵子さんが一人芝居でミヤコ蝶々を演じる「なにわパラダイス」の大阪公演をみにいきました。

まず開演前の三谷さん&大阪弁監修の生瀬勝久さんのアナウンスが笑えた!三谷さんのDVDとか買ったり、テレビのご出演をみると、三谷さんのサービス精神の豊かさに感心するのだけど、この開演前アナウンスにもそういうところがあらわれてました。もちろん舞台そのものも工夫がいっぱいで、三谷さんやスタッフの上質の仕事をみせてもらい、「この仕事には公演代にふさわしい価値がある!」と思わせられるものでした。

今回の舞台はミヤコ蝶々が楽屋で語る、という設定になっているのだけど、はじめから幕があいていて仔細に眺められる楽屋の設定がすごく凝っていて、そしてかわいらしくてすてきだった。演技がはじまると、そこにおいてあるものがいろいろと有効に使われ感心することになるんです。

また、舞台は「オケピ!」を思わす二段がさねになっていて、上の方にパーカッションの方とマリンバの方がいらっしゃるのがみえ、その二人の効果音で巧みにストーリーが紡がれるようになっていて、シンプルだけどそれゆえに豊かな感じのする舞台でした。

一人芝居なので、衣装がえもほとんど舞台でみんなの目の前でおこなわれ、それ自体も芸になっていて、そういうところはイッセー尾形さんの舞台、あるいはイッセーさんよりは着替え時の露出が少ないという意味で歌舞伎を思い出したりもしました。

自分はありし日の蝶々さんを結構テレビでお見受けしていて、いままでに戸田さんと蝶々さんが似ていると思ったことはなく、今回も似ているとかでなく、三谷さんが蝶々さんを素材につくられた舞台をみにいく、という気持ちでいたのですが、どうかした瞬間戸田さんがものすごく蝶々さんに似ているときがあり心底驚きました。

三谷さんの昔の芸人さん、舞台人、映画人へのリスペクトっていつも作品に生かされていてそこがすごく好きなのですが、今回もそれがすごくあらわれていた!そして蝶々さんを結構テレビでみていたつもりだったけれど、実際どういう人生を歩んでこられた方ということは全然知らなかったことに気づかされ、蝶々さんの周りの人間模様にも関心をもちました。

最後まで大役をつとめあげた戸田さんに、たちあがって声援を送る人たちがすごくたくさんいらっしゃり、題材的に大阪で行うのは難しかったと思うのですが、それをここまで。。とその瞬間自分の目頭が熱くなったのでした。

大阪公演は2/13まで。先週の金曜日行ったときは当日券受付もあったけれどもしかしていまからでもみるチャンスあるのかな。。こちらには「主催者にお問い合わせ下さい」と書いてあるので興味のある人はひょっとして問い合わせる価値ありかも。。です。


******おまけ*******
三谷さん×関西の話題ということで。。もうひとつうれしかったことを書かせて下さい。今日の京都新聞のトップページにこんな記事が載っていました。でかでかとトップページに「新選組!」の文字ですよ!嬉しい!新聞本体の方もたくさんの三谷ファンの目にとまるといいなぁ。。

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January 21, 2005

関美穂子さんの型染め作品展@アトリエ箱庭

恵文社においてある型染め蔵書票にいつもほれぼれしている私。関美穂子さんという京都在住の方が作っておられて、その展覧会が大阪 北浜のアトリエ箱庭というギャラリーで開かれると知って、訪れてみました。

hako1地下におしゃれっぽいお店(写真にうつっているお店がそうです。)がはいっている豊島ビルという古くて小さなビルの301号室にアトリエ箱庭はあります。

hako2ちゃんと探さないと見落としてしまうようなマンションの一室で営業されていて、

hako3扉をあけると本をじっくり座って味わえるお部屋空間が広がっているところは京都のアスタルテ書房を思い出したりも。。(アスタルテは古本もおいてある私的応接室のような書房ですが、箱庭は古本のあるカフェという感じです。)

sekitenu普段みる関さんの作品は小さな蔵書票だけなのですが、この展覧会では、てぬぐいやらマッチやらわたしには目新しい分野でまたまたすてきな作品が多数展示されていて、小さな展示室なのですがとても堪能できました。

sobachoko珈琲をいただいたテーブルにも関さんの作品が、テーブルクロスのようにしかれていました。箱庭さんには70年代の芸術系の雑誌が割合多く、興味深く読むことができましたし、適正な価格で販売されていて好感を持ちました。

sekimatchすばらしい作品群の中で特に気に入ったマッチ作品。右は京都の美容院の、そして左は銀閣寺のアンティーク+古本喫茶 「迷子」のマッチ。表と裏は違う絵が描かれていてとても凝っています。(美容院の方の裏は図案化されたハサミや櫛の絵でした。)「迷子」の存在自体 近所に住んでいながらも、何年も知らずにいて、掲示板で教えてもらっていってみてその本の傾向の楽しさなど「大発見!」という感じだったので、こちらでまた出会えてとてもうれしかったです。関さんも行かれているのですね。あのお店。
箱庭さんにはまだまだ他にいっぱいのバリエーションのマッチがありましたので、ぜひじかにみていただきたいと思います。

アトリエ箱庭での展覧会は2/6(日)まで午後1時~8時まで。火曜 土曜は休廊。型染め体験講座が開催される日もあるようです。(1/23と2/6に午後3時~5時 要予約 06-6203-5877) 

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November 21, 2004

フリーペーパー

リンク先の大学生ちぐさんが昨日、てづくりもののフリーマーケットをご自分の大学の学祭で開催されました。自分は行けなかったのですが、でかけてきた友人がおみやげにちぐさんのつくられたフリーペーパーをおみやげに持って帰ってくれました。

ご自分の紹介、大阪のおさんぽマップなどがあたたかいタッチで書かれていてとってもすてき!いよいよ来春にはご卒業ということで最後はこれからの抱負などでまとめられ、読んだ後なんか映画の小品をみたような気分になりました。
「フリペ.NO.2にツヅク」と書かれた最後のページ!!ほんとにNO.2を楽しみにしていますよ!
てづくり作品をおいてられた場所などで配布されているのかな。。どこかで巡り会ったらぜひ「あ ちぐさんだ!」と手に取ってみて下さいね。

フリーペーパーというものがすごく好きな私。
一乗寺の本屋恵文社にいったときもいつもおもしろそうなフリーペーパーをもらって帰ります。
そして保存しています。発行年月日をみるとどうも春にいただいた下の写真のペーパーもすごくよいなぁ。。と思って大事にとっていました。

koube.jpg神戸でみつけられたものがかわいいイラストとともに紹介されていて、読み物として本当におもしろいです。ホームページにはバックナンバーも紹介されていますし、フリーペーパー好きな私みたいなものへの情報、フリーペーパーリンクもあります。(それぞれどういう風なフリーペーパーか、というのがすごくわかりやすく紹介されています。)

春にいただいた情報では、2004年の10月と12月にも発行予定と書かれているので、もしみかけられたらもらって帰られることをおすすめします。

二冊のフリーペーパーの写真は「billet」さんという、百万遍手作り市や雑貨屋さんで作品を並べておられる方々のランチョンマットの上で撮りました。billetさんもフリーペーパーをだしておられて、お買い物した時にもらいました。こちらもよい感じなのですよ~!ぜひ!

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November 14, 2004

リサとガスパール@梅田

去年だったかの年末に、パリのデパートのディスプレーを手がけている人たちのおはなしをテレビでみて、「すてきなお仕事だな、『こんな美しいものを人間はつくれるんだよ』、ってみせてくれることって人に力を与えてくれるな」、と感銘をうけ、デパートのディスプレーを「これをつくっているのはどういう人たちなんだろう?」と思いながらみるようになっているのですが、季節ごとに感動するのはやっぱり梅田阪急コンコースのディスプレー。

このあいだの金曜日に通りましたら、全面絵本のリサとガスパールのクリスマスストーリーになっていて本当に感動!

risa1.jpg gaspa.jpg risa2.jpg

今年の阪急のクリスマスはリサとガスパールがテーマみたいです。(こちら参照。)二匹のうさぎさんみたいにみえるリサとガスパールですがたしか うさぎって特定されているわけではないのですよね。魂の表現っていうか、漫画家が自分をカエルやら豚やらのイラストに託して描くのと似たような感じで、ストーリーの主人公としてああいう形のものを使っているという風に勝手に解釈しています。

少し前に大丸京都で展覧会をしていて、その時紹介されていたおはなしをみていると「こどもってこういうことするする!」「わたしもこの気持ちわかる!」というようなストーリー運びで、かわいいだけじゃなくて、ドラマとして人間の心にふれるものがあって楽しかったんですよね。もちろん造形のすばらしさ、色あわせのすてきさがあるから それがまたこっちの心に伝わるわけですが。。

とにかく、おはなしもおもしろいこのリサとガスパール、いくつもあるウィンドウにいろいろなストーリーが紹介され、どこも人でいっぱい。やっと撮れたのがこちらですので、ぜひ他のもみにいってください。リサやガスパールも動いていたりするんですよ!三枚目の写真のリサは、動いて出てきたところを撮りました!どこも子供さんが間近でみられるように赤い小さな階段がついていたりしてその配慮もすてきです。

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October 23, 2004

「It's Stamp World!~切手に恋して~」展

掲示板でおはなしをきいて、「It's Stamp World!~切手に恋して~」展に行ってきました。ちょっと気になるかわいいものを検索しているといつも突き当たるプチグラパブリッシングというところが開催していて、夏に東京で行われたものが大阪に来ているのです。(詳細はこちら。)

graf.jpg最初に行ったのはgrafという、かっこいい家具のはなしで名前だけはきいていたのですが、はじめて足を踏み入れた場所。会場に至までの階段の壁画は、70年代頃の高級ホテルのような面影もあり、スタイリッシュでかつ落ち着きのある空間。展示場もラウンジを思わす空間の中に上質の家具や小物が置かれており、その広い空間のそこかしこに出展者の思い思いのアレンジで額にいれられた切手の展示がされていました。

ここで出会った中で一番好きな展示物は下田直子さんという方のものでした。刺繍作家と紹介され、本も何冊かだしておられるそうなのですが、自分ははじめて出会って。。確かデザインの勉強のために集め始めて。。とか書いておられたと思うのですが、確かに「ああこの色遣い!配置!いいなぁ!」と思わせるようなチェコなどの切手が展示されていました。下田さんのホームページもあるようで、みにいったらその展示物を彷彿とさせるすばらしさ。かばんなどの手作りキットを売っておられるけれど、ああこんなかばんが欲しい!(こちら。)

grafには、私の好きな盛岡の鉄器の釜定の商品(こちら参照)もあったり、おいてある小冊子を読んだら、群馬のおつけものをつくっているお母さんのためのアトリエをたてられたり、(こちらのお店)ぬくもりと洗練の調和に、惹かれるものがありました。

gkawa.jpg前に行かれたおはるさんは展覧会の後、4階のカフェで川面をみながらゆっくりされたそうで、京都の五条のefishと雰囲気が似ていると掲示板に書いて下さったのですが、確かに古い情緒を残す川辺のエリアにたつモダンだけど居心地のよい空間、というところがとても似ているような気がしますね。写真はgrafのすぐそばの橋です。

s.jpgもうひとつの展示会場心斎橋のアンヅは、ちいさなビルの二階と三階ではじめみつけられなくてすごく迷いました。これが入り口。

anche.jpgでもたどりついた場所はあったかさが前面に来て、夜に慣れない町をさまよったわたしをあたたかく迎えてくれました。これは二階のカフェと雑貨コーナーの入り口。展覧会場はこのもうひとつ上。

こちらの会場で好きだったのは杉浦さやかさんのあつめられた中国の切手。杉浦さんの本に漂う、かわいらしいけれどまぬけさ奇妙さの隠し味がぴりりときいた、いい塩梅のテイストがあふれだしている!みうらじゅん画伯の、ライフスタイルにマッチした渋すぎておかしい「ガケ」切手展示も笑えたし、パラダイス山元さんのサンタ切手も、うれしかった。その中で一番、出会いがうれしかったのはユトレヒトというお店を運営されている方の展示。普段から、ユトレヒトのサイトはのぞいていて刺激を受けたり、買い物をしたりしているのですが、デンマークの中の独立国(Elleore王国?自分のメモが汚くてよめない。。)の、ライオンをモチーフにした切手展示がすごくすてきでした。なんでも「ライオン狩り」とかいう映画にでてきたとかで、ライオンをひとつのテーマにしているらしいのですよ。彼の地は。

日本にずっといたら思いつかないような意匠のかわいい切手にたくさん巡り会え、「郵便料金をおさめるツールとしては使えないのだけど買いたいな~>外国の切手!」という気になった展覧会でした。

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