旅行・地域

July 09, 2016

モザイクタイルミュージアム~岐阜やながせ倉庫

多治見市笠原町にモザイクタイルミュージアムというのができ、行ってこられた方々のtwitterに載っている報告写真がとてもきれいだったので、6月末に出かけてみました。当日instagramにも少し載せたのですが、もう少しこの日のことを紹介したいなと思いましてまとめてみます。
ミュージアムができた笠原町はタイル生産が日本一とのことで、

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町のあちこちがタイルで彩られています。(下の明るげな絵はゴミステーション。)

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ミュージアムは藤森照信さんの設計。建物てっぺんに草が生えているところがとっても藤森さんらしい。
らくだのようなこの建物の表面には

Iriguchi瀬戸物のお茶碗のようなものもはめこんであります。

まず通される4階は

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乙女っぽいかわいらしさにあふれています。
これらは1995年頃から当時の笠原町の有志が全国各地から収集してきたタイル張りの製品や、建物の一部などを笠原町内に「モザイク浪漫館」として名付けた倉庫兼展示場で保存してきたものを藤森照信氏が選定配置されたものとのことです。

階を下がっていくと「これもタイル?」と思うような品々

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Photo_10タイルのコンシェルジュコーナーのようなものもありましたが、お部屋に手ぬぐいを飾るような感覚の使い方も考えられるのかな・・

Narabu見本帖好きの人間にぐっとくる展示

ミュージアムショップに「にっぽんのかわいいタイル」という本が売っていましたが、こちらには笠原のこともたくさん載っていてこれを読んでからミュージアムを訪ねられたらより充実した時間を過ごせるのではないかと思いました。


タイルミュージアムの後、京都に帰りがてら岐阜市に寄ってみました。おしゃれな雑貨店が岐阜で増えているというのをどこかで読んだなあと、それくらいの記憶で。検索したら「やながせ倉庫」というところが出てきました。

やながせ倉庫のサイトによると

築50年のおんぼろビルを改装し、アパートメント形式の貸スペースとして 2004年9月に始まりました。 個性あふれる入居者たちが、それぞれ自由なスタイルで店を営んでいたり アトリエとして使ったりしています。

とのことで、京都でいえば百万遍手づくり市のような空気の場所かな・・


Photo_11パティオ おもしろいことやろうか、みたいな雰囲気は大阪のお店の感じとも似ています。


Bicafebicabooksで、しりあがり寿氏の本購入。お勘定は奥のビッカフェで 

Photo_13古道具屋さん(多分mokkku mokkuさんと思われます。)からみえる風景は昭和歌謡。

Photo_14とても良心的な値段の家具があり帰るぎりぎりまで購入を迷いました。

またこのmokkumokkuとつながっているやながせ倉庫団地という、下駄箱のようなスペースでミニマムなお店が並んでいるところは、岐阜デザインのかわいい雑貨もあり(こちらのサイトで紹介)とてもかわいらしくラッピングしてもらいました。mokkumokkuとやながせ倉庫との関係をしらべていたら、mokkumokkuさんが即売会を開かれたさかだちブックスというお店にもつながりました。こちらのサイトも岐阜巡りの役に立ちそう。蔓のようなつながりがおもしろい集合体です。

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September 14, 2015

文の里から谷六へ

8月の頭に友人たちとあべのハルカス美術館へ。そのあとゆっくりしたかったので、京阪神エルマガジン社の「かわいい大阪さんぽ」を参考に阿倍野から一駅の文の里のカフェを目指しました。

Poster文の里をゆっくり歩くのははじめてでしたが、ふるい商店街に、えらくかっこいいポスターが商店街に貼られていたりします。電通の若手写真の人が商店街の人と協力してボランティアでされたそう・・地域密着でありながら笑えてセンスのいい作品を楽しめます。

目指したのは
Photomiss evansというお店。

Photo_2落ち着いたオーナーご夫妻による細部まで気持ちの行き届いたお店ですが、全然取り澄ましていなくて居心地がとてもいいのです。ランチに添えられた丁寧に作られた冷たいスープや、デザート好きでよく作る友人も絶賛するデザートづくりのおいしいこと。

Jazzcornerそして、ジャズの趣味。ジャズ系のお店にありがちなダークな雰囲気でなくて、ご夫婦で経営されるとこういう形のジャズもあり?というような新鮮な気持ちになります。

そのあと、四国から来た友人の帰りのバスが来るまで町歩きしましょうと、いろいろありそうな谷町六丁目に繰り出しました。

Tanimachirokuchoumeこの界隈は、古い町並に新しい感覚のお店がうまく溶け込んで歩いていて気持ちがいいです。育てておられる緑の多さもとてもうれしい。

Emoji2こちらの


Emojiエモジは紙ものをたくさん扱っておられるお店。たくさん買い物してしまいました。そして、紙のお便りとかちゃんとしていけるようになりたいなと思いました。


Renおやつに寄ったのはという複合ショップの中のエクチュアというチョコレートショップ。とてもゆっくりできました。チョコレートドリンク、想像していたよりずっとあっさりしていて夏でありがたい。

最後に行ったのは
Charenketu_2チャルカ。2013年11月から谷町六丁目に移転しているようです。東欧の珍しいボタンや文具。生活ちゃんとして衝動買いしたものたちにふさわしい暮らしをするよ!と決意した午後でした。


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June 21, 2015

黒石 温湯温泉~こみせ

連休の青森の旅の続きです。
青森県立美術館で時間を過ごした後は、
Nuruyuonsen黒石の温湯温泉へ。

Nuruyu画面右が共同浴場。共同浴場を囲むように客舎というお風呂をもたない宿が並んでおりまして、みなそこからふらっとお風呂に入りに行く形式になっています。正面が今回お世話になった客舎後藤。一回分の入湯券つきで一泊3000円。
温湯温泉の中にもお風呂を持っている旅館の形式のところもあり、外からはそれが客舎か旅館か区別のつきにいくいところもありますが、

Kakusha2

Kuroonsen1いずれも風情のあるたたずまい。

Gotou客舎後藤 正面から

Gotouheya2それぞれのお部屋の入り口はそこでとれたであろうほおずきや木の実で彩られ、部屋につくなり、ナイフを添えたリンゴでもてなされました。その場でむいて食べるも持って帰るも自由。シンプルで気持ちのよい接客です。

Gotousuijiba共同の炊事場。お隣に泊まっておられる方々は旅慣れておられる風情で、鍋やらお皿やら持ってきてキャンプっぽくちゃちゃっと何か作ってお酒を飲んだりして楽しんでおられました。わたしたちはスーパーのお弁当で済ませました。

Omoya大家さんとお呼びしたくなるような経営者後藤さんのお住まいは中庭をへだてたところに。

共同浴場の鶴の湯は200円で朝4時から夜22時まで。建物も新しく清潔で朝も早いのがありがたいです。

温湯温泉は

Nuruyuhashi津軽系こけしの産地としても有名で、

Kokeshigenkan訪れた津軽こけし館が素晴らしかったです。

上の看板の裏側には
Heikan閉館後に到着してしまわれるお客さまへの配慮。広い度量。

こちらは4000体ものこけしが陳列されていて
Jyouge

Yoko

撮影自由。五百羅漢的な、このこけしは誰に似ているとか、どの子が好き、とかいう楽しみも味わえますし、またまだまだ私はざっくりではありますが、この工人さんはこういう作品を作られるという認識も深められます。


館内一帯伝統工芸を盛り立てていこうとする若いセンスとあたたかさであふれていて、
Kokeshitanteiイベント告知もおもしろいし、

Hellowork「こけしのハローわーく」なる、こけしの再就職制度も呼び方に愛情があって胸が躍ります。

ミュージアムショップもとてもおしゃれで充実していましたし、

Keshigomuいよいよおみやげを買って帰るときもこの消しゴムハンコが気になってたずねてみたら、消しゴムハンコ教室を体験した小学生の作品ということで、愉快であたたかい空気に本当に大満足の施設でした。

このあと黒石の有名な
Komiserenketuこみせ通りへ。黒石観光協会の案内によると藩政時代からの伝統建造物とアーケードが残っている場所です。鈴木清順の映画でみかけたことがあって一度行ってみたかったのでした。

黒石は道すがらリンゴ畑が広がっていて5月の連休の頃はちょうど白い花の時期でした。

Kuroringoこちらは、こみせ通り近くの大きなお屋敷のような建物の一角のリンゴ。古い町並みできちんと生活している人々の息吹が感じられるよいところでした。

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June 13, 2015

本八戸~青森県立美術館

連休の青森旅行の続き。
十和田市現代美術館を訪れた後は、宿をとっていた本八戸に。
八戸は泊まって居酒屋で夕食をとっただけなのですが、どこのお店にしようと町を歩いているときも

Hachiue
遠いところまで来たという感慨とともに

Hachishita3

おもしろい大人がいそうな北の盛り場のイメージももあり、にぎわっていることもあって初夏の夕方が楽しいものに感じられました。

八戸の飲み屋さん街の八戸横丁連絡協議会のページをみると、屋敷町が戦後生まれ変わったのだとか・・確かに飲み屋さん街まで歩く途中、割合近くに落ち着いた感じの古い建物なども見受けられました。

八戸は種差海岸の方もきれいなようだし、

Hachinohemap映画監督川島雄三ゆかりの場所をはじめよいにおいがするところもありそうでしたが、タイトな旅程だったので一泊だけとなりました。

翌日目指したのは
Kenbi青森県立美術館

前述の川島監督はじめ寺山修司やナンシー関、奈良美智、太宰治、棟方志功など青森出身者に気になる方が多いのですがそれらの方々のことを調べていて、こちらのコンセプトブックに出会い、その切り口、見せ方のおもしろさにぜひ行ってみたいと思うようになったのでした。(狭義の美術の枠を超え、青森を美しくとらえ、楽しめる本で、たとえば「青森の顔」といったページにはごく一般の青森の方と思われる顔が並んでいたりしますし、キッチュなものも紹介してあります。)

Aomorikenこちらの美術館は奈良美智さんのあおもり犬が有名ですが、館内にも奈良さんとgrafの家の形をしたNew Soul Houseというインスタレーションなども展示されています。(こちらに紹介)

白くて広い館内は、大型展示も映え、シャガールがニューヨークのバレエ・シアターの舞台のために描いた巨大な背景画なども飾ってありました。

Kenbi2また美術館自身の姿が美しく、青森フォントという独特のおしゃれなフォントを使っておられます。

この日の特別展は以前東京現代美術館の特撮展でその哲学が心に残った成田亨展。

常設展の関連展示には寺山修司、馬場のぼる、棟方志功、今和次郎などがとりあげられていました。考現学の今和次郎のことは以前から気になってはいたものの、まとまった展示をみたことがなかったので特に楽しめました。確か大田垣晴子さんの本で今さんのことを知ったと思うのですが、大田垣さんがお好きなのがよくわかる、町の観察ノートが絵になっているような仕事ぶりで、モダンで楽しめました。

(参考までに。。松岡正剛さんが今和次郎さんを取り上げておられるところはこちら
大田垣晴子さんがご出身の武蔵野美術大学のページで紹介されておられるところはこちら。)

コンセプトブックによると、ブナコの照明を使ったり、縄文の森や遺跡を意識した作りになっていたり、私もテレビで観て感銘を受けた演劇「津軽」にもかかわっていたり、ユニークで意欲的な美術館。今年の秋から半年ほど改装工事がはいるみたいですが、工事を経ておもしろい展示をどんどん開催し、刺激を与え続けてほしいなと思います。

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June 06, 2015

十和田市現代美術館

5月の連休に青森旅行に行きました。どんどん時間がたってしまうのでちょっとずつでもまとめていきます。
一番最初に行ったのは

Genkanuna十和田市現代美術館

こちらは体感する美術館。

Towadakusama美術館向かいのスペースでは子供たちが草間さんの作品を遊具として楽しんでいましたし、

Uma1_3美術館のシンボル的存在であるうまをかぶってみようという楽しい企画をされていました。(多分ウマジンというプロジェクトだろうな・・)

展示物も体感型のものが多かったです。

ジャンプ」という特別展では撮影自由だったのですが、

Taikengataたとえば、増田拓史さんの towada kitchen studioという展示では、その展示のkitchenで撮った郷土料理の作り方の映像が流れていましたが、ごくみじかな人が自分の家の伝統を説明している雰囲気が楽しかったです。参加していく展示物という感じ。(こういうプロジェクトだったらしいです。)モダンなキッチンと郷土料理の取り合わせが十和田らしい感じがしました。

Nancy大好きなナンシー関さんの消しゴム版画とその原版なども多数展示されていました。この消しゴムをナンシーさんが彫っていたんだ!と胸が高鳴りました。

また西京人(チェン・シャオション、ギムホンソック、小沢剛)<第3章: ようこそ西京/西京オリンピック>2008 という映像による作品も楽しめました。中国、韓国、日本 三カ国のアーティストのユニットによるコント的な映像。こういうことをしている人たちがいるというのが新鮮で、おもしろく。(西京人さんのブログはこちら。)


帰り際には大好きなミュージアムショップへ。すごく充実していました。東北テーマのおしゃれな文具なども、青森だけででなく、東北6県のものが置いてありうれしいし、思いも伝わりました。(こちらのサイト参照)


Renketu併設のカフェ、通っただけだけどこちらも楽しげな雰囲気。カフェの床のペインティングはマイケル・リンという方の「無題」という作品で、南部裂織にヒントを得て作られたそう。美術館に置かれていた「とわだじかん」という冊子によると、

古くて「使いみちのない」ように思える布を組み合わせることで、新しく美しい何かをつくりあげ、またそのものに生命と意味を与えるようなコミュニティのモデルである
と感じられたそうです。こちらの美術館の写真はそのことがもっとわかるように撮られています。

Ice十和田はアート中心の街づくりをしているようなことも読んだのですが、美術館の前の通りも駒街道ということで美術館に向かう馬の足跡が・・(写真左手前)

上の写真にもうつっているアイスクリーム売りさんのアイスは
Ice2こんなに豪華。花火アイスとかともいわれているようです。(こちらのページ参照)
こちらのページの、青森や秋田にはじまり長崎などの話にも及ぶ移動販売のアイスの分析もとても楽しいです。

美術館周辺のちょっとした風景にも
Towadamachi

Shoukasen

普段暮らしている京都とは全く違う、どこか乾いたような空気を感じ堪能しました。
帰ってからみたのですが、アーツトワダのページもとても参考になります。前述の「とわだじかん」という冊子もこちらが出しておられるそうです。

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April 04, 2015

岐阜 関・美濃へ

家の者が円空の里 岐阜県関市に行きたいというもので同行しました。
関市には円空館、洞戸円空記念館の二つの施設があるのですが、両方とも、とてもモダンな建物。そして、つつましやかだけど丁寧に説明してくださいました。特に山間部の洞戸円空記念館で説明してくださった女性の方は、円空への愛情がにじみ出る感じで、とてもあたたかく自分の言葉で解説してくださり、じんわりと感動しました。こちらの記念館には赤瀬川原平さんと山下裕一さんの「日本美術応援団」という本にもとりあげられている一本の丸太を三つにわけて作った三体の像があるのですが、これがとてもよかったです。大胆なようでいて繊細で。。そして、ずいぶん前に読んだ時はさらっと流していたひとつひとつの言葉が実物を見た後はしっかりと入ってきました。

Enkuu円空館の案内も彫刻。かわいい雰囲気。洞戸の円空記念館の方も小学生たちの彫った像が飾られ、中には未来の円空さんの可能性を秘めたような作品もあり自然と顔がほころびます。

お昼は関市の案内にうなぎが有名という事が載っていたので、観光協会のサイトにも紹介してある
Tujiya辻屋というお店に行きました。

Unagiうな丼がおいしいのはもちろんですが、
楽しかったのは、お店の雰囲気。

Tujiyuatennaiとても広くて磨きこまれたような店内できびきびとお店の方が働いておられる様子は、なぜか伊勢の赤福本店をふっと思い出すような空気が流れていました。お昼前にこの写真を撮ったので静かな感じですが、お昼過ぎると本当にお客さんが引きも切らさぬ様子でした。

そのあといったのは、

ユーカリという雑貨店。

Yukarirenketu毎日の暮らしにアクセントをつけてくれるような品が置いてあります。とても地に足ついている感じ。

こちらでは、
Morinoki

関の刃物の会社が作っているmorinokiというブランドのパン切りナイフを買いました。最近、放置していたホームベーカリーを活用し始めているのですが、切る段階でぴしっといかなくて悩んでいまして・・こちらのを使い始めてから切るのが楽しくて仕方ありません。

その後向かったのは和紙の里美濃市。関市でみた「うだつのあがる町並み 美濃市」という紹介が美しく足を伸ばしました。

Minoshi古い町並みがちゃんと生活に根差した感じで保全されており、また若くかわいらしいお店も古くからの住民もそれぞれが自分の生活を大事にしながら丁寧に暮らしておられる感じが伝わってきてとても気持ちのよい町でした。

和紙のお店もたくさんありましたが、わたしが行ったのは

Kaminoshigotoカミノシゴトというお店と

Seeyou_2紙友というお店。

Kaminoshigototennaiカミノシゴトは美術館のよう。

Kaminoshigotoshinaモダンでスタイリッシュな雰囲気です。

Seeyoutennai紙友の方は、かわいらしい店内。そえぶみ箋などいろいろなところで目にして素敵だなと思っていた製品を作っておられる美濃の古川紙工という会社がされているお店でして、それもうれしい発見でした。

Kounyu美濃で買ったおみやげの一例。のし袋は、美濃和紙の里会館というところにあったのですが、家田美奈子さんという方が作られたもの。はがきと便箋は紙友で。

Genkan入口にお花を飾っているところも多く、この町を愛してきちんと住んでおられる方が多いのだなという印象を受けました。

4月の第二土・日は美濃まつりというものが催され、土曜は花みこしというものが行われるそうです。花みこしは屋根に美濃和紙で作った濃いピンクの桜花が飾られる神輿で、この桜の花びらはたくさんの和紙をいっせいに染め、一ヶ月間干して乾かしてから各家庭で花に仕上げると、東海道・山陽新幹線車内誌「ひととき」4月号に紹介されていました。

Sakayasan酒屋さんの店内にも活躍の時を待つ桜花が置かれていて、うつくしい暮らしを肌で感じる一日でした。

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March 27, 2015

篠山郊外へ

3月の頭に篠山郊外に出かけました。
お昼は白椿というお店
Shirotubakigenkan

ここは別館のような感じで古道具屋さんもされているのですが、
Photoこの古道具屋さんの値段のつけかたが良心的で、また道具もきれいにされていて、どういう使い方をするといいかを親切に教えてくださってとても心惹かれました。

食事処の方も
Photo_2リンゴ箱を活用した陳列など、なんか自分の家での生活をちょっと見直して改造してみる気になる、その按配がとてもよいです。

献立と
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食事
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随所に飾られているネコヤナギがまたかわいくて、こういう風に春のはじまりを表現するのっていいなと思いました。

そのあと行ったのは
Monoile
monoile cafe

ここは保育園跡に校舎を使って、カフェと

Monoile3
木工をされています。
日曜だったので木工の展示のところに両親と来た子供たちがたくさん遊んでいました。

Monoile2_2春が浅かったので外で遊ぶのは少し寒かったですが、気候がよくなってきたら庭でも楽しめそう。

自分の手で自分の暮らしを作っていくよい空気を浴び、翌日に備えて家路を急いだ休日でした。

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September 23, 2014

盛岡の旅の記録

2014年お盆の東北旅行のまとめ。
弘前の次は盛岡へ。

Takubokurenketuあらゆるところに啄木や賢治さん(以前お会いした盛岡の知人たちが、二人をこう呼んでおられて、以来私もこんな呼び方に。)のゆかりのものが・・・

二度目の盛岡。前回、台風でいきそびれた光原社に行くのが第一の目的でしたが、行ってみたら定休日振替でお休み。どれだけ縁がないんだ・・(紹介ページはこちら

でも、
Kougensha光原社前の風景は京都の寺町通にそっくりで、気持ちが落ち着きます。
北ホテルというところにある北の光原社は営業しているとのことであとでそちらに向かうことに。

次に目指したのは、以前おみやげでいただき固くてくせになる味が印象的だった

Russhia2
「ロシアビスケット」を買いに盛岡正食会というところへ。

先ほど、バス停の写真を載せていたでんでんむし号という巡回バスに乗り「上ノ橋」で下車。

Kaminohashiするとまた京都的な風景が・・「壬生義士伝」の中でも、主人公が京都の三条大橋をみながら、同じ擬宝珠がついているここを思い出すシーンがあったとのことです。

橋を渡るといい佇まいの街角


Kami1

Kami2

ほどなく、
Russhia
盛岡正食会に到着

Russhia3入口の文字も味があります。

無事ロシアビスケットを購入したのち、北の光原社に向かう途中レトロ好きの人の間で有名という
Buscenter盛岡バスセンターに立ち寄ります。

Bus4子どもの頃(昭和40年代)の市場の雰囲気があります。テーマパーク的なものでなく、そのまま営業しておられるところが本当にすばらしいです。

そして、いよいよ北の光原社を目指します。

Kouminkan北の光原社もよりのバス停でみた岩手県公会堂のあたりのたたずまいがまた京都市役所付近に似ている・・・建った年も同じ昭和二年という共通項はあるようです。

Kita2_2北の光原社のある北ホテルは、モーネ工房の方のHPでマッチをみていつも気になっていた場所。品の良いたたずまいにたどりつき、うれしい気持ちに。

おみやげは北ホテルのかわとく壱番館というところで。これまた以前いただいて、クッキー風味がとてもおいしかった佐々木の南部煎餅や、愛用しているこしえる工房のふきん、そしてもちろん南部鉄器などメジャーなおみやげが売られている場所。焼き菓子しか買わなかったのですが、置いてあったトロイカというところのチーズケーキもすばらしいものだったらしい・・トロイカのページがまたかわいらしく現場にまで行きたくなっています。

最後に前にも訪れて楽しかった雑貨店hinaで買い物し、駅に向かいました。hinaで印象に残っているのは盛岡市ごみ分別早見表。こんなのおしゃれにまとめるっていいな。

そうそう忘れてはいけないのが福田パン。光原社の閉店を確認したあたりで、Instagram上でご当地のソウルフードと教えてもらって行ってみたのでした。

Fukudamenyu

Natumikanjam楕円形のパンの左右にトッピングをお願いする方式。わたしの頼んだ夏ミカンジャムと生クリーム、駅前のロータリーで新幹線待ちの時間にいただきましたが、たいそうおいしかったです。

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September 16, 2014

弘前へ

8月、酸ヶ湯温泉から青森経由で弘前に。

Hirosakiposterホテルにこんなポスターが貼ってありましたが、まさに弘前は和なものと洋なもの、新しいものと古いものなどがまざりあっている街です。(右端の方にある奈良美智作のワンちゃんがいい感じ!。。って、視力検査状態。。)

弘前には10年くらい前に一度来ているので今回はその時行けなかったところを中心に周りました。

最初に訪れたのは弘前カトリック教会

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左側のモダンなステンドグラスは1984年製。(カナダの司祭によるもの)
中央ゴシック様式の祭壇は1866年に完成し、オランダにあったものを昭和14年に司祭によってこちらに運ばれたとのこと。
お祈りをする場所に畳が敷かれていたり、右側のマリア像に名前が記されていたり、地元に、そして観光でここに訪れる人に開かれた教会という印象を持ちました。

次にまわったのが弘前城のある弘前公園周辺
Hirosakihanshi
左上:由緒が気になる弘前公園にふっと建っている洋風の柱 お向かい辺りには近代建築家の巨匠前川國男設計の「みどりの相談所」があります。
右上:弘前公園内アイスクリーム売り 周囲の武家武家した感じのたたずまいとのコントラストが楽しい
下:お茶のように淹れる藩士の珈琲(説明こちら)とアップルパイ

Tanakayarenketuそしてポスターの図案にも使われている津軽塗。こちらは津軽塗のお店 田中屋漆器店とそちらで売っていた津軽塗模様のポチ袋。モダン。田中屋さんのページによると黒塗りの柱は弘前市役所の木材を再生したものということです。ホームページの「お店」というところ、沿革が書かれ楽しいです。漆製品だけではなく、こぎん刺しなど他の手仕事の品も販売しておられました。

この日はレンタサイクルで周ったのですが、前にみていない近代建築を次から次へと見て回ったら

Fujitarenketu


(左から藤田記念庭園、日本基督教団弘前教会)

最後くたくたになってしまいました。

今回行く前熟読した「来森手帖」に載っていた寿々炉というお店で一服。こちらは、お店の名前でもある寿々炉という大納言を使ってきんつば風に焼き上げたお菓子の包装紙がこぎん刺し模様です。

Sururorenketu_2

この記事を書くためにいろいろ検索したら展覧会当時「25年前の<弘前を読む>」(なので今から28年くらい前になるのかな)という展覧会の紹介写真にこの寿々炉が。。だいぶ変わっています。

レンタサイクルを返す時間が迫っていたので、弘前のランドマークと私が勝手に思っている一戸時計店を最後に撮影

Ichinohetokei

前に来た時より周りの空き地が増えている気もして、よい形で町並みが残っていってほしいなとも思いました。

その時ふと後ろをみると
Shoutenkyoukai弘前昇天教会の姿が・・これをラストに駅に急ぎました。

弘前で思ったのはまち自体でいろんな取り組みがあること。
Gyousei上の写真は「景観重要建造物」の指定看板。ほかにも「趣のある建物指定」(詳しくはこちら)というのも制定されています。
下の写真は「アップルパイ食べくらべ」(アップルパイマップはこちら

街歩きのガイドも充実しています。(こちら) 夕暮れ路地散歩なんていうガイドツアーもあるみたい。。がんばってますね!

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September 13, 2014

酸ヶ湯温泉

お盆に東北に出かけていました。移動しながらInstagramにアップロードして中途半端に記録し終わったような感じだったのですが、やはり書きとめておきたいことがあり、こちらに少しまとめます。

今回の旅行でとりわけ心に残っているのは

Oirase2_2

青森のブナの森と

Sukayu酸ヶ湯温泉

青森のブナは、BUNACOの製品もスタイリッシュだけど、十和田から奥入瀬にいくまで、また少し歩いてみた奥入瀬渓谷にもたくさん生えていて、その森の感じが、いつも見慣れている杉林とはまた全く違う、映画や写真でしか知りませんが欧州の森のような雰囲気がして、みているだけでわくわくするものでした。
Oirase1_2 Oirase5

奥入瀬渓谷と

Oirase4_2
酸ヶ湯に向かうバスの車窓風景。写真はあいにくの天気ですが、酸ヶ湯に着いた途端晴れました。

そして酸ヶ湯温泉

Sukayunaka木造建築の建て増しであちらこちらが迷路のようにつながっており、

Suijiba湯治棟というものがあり、共同の炊事場や、

Washroom共同のトイレなど、なにか寮生活か合宿のようでわくわくするものがありました。古いもののよさをちゃんと活かしながらも、手すりやウォシュレットなどはちゃんと整備されていて、基本的な考え方がしっかりしています。

夕食、朝食つきで湯治棟に泊ったのですが、食堂の雰囲気も楽しい。津軽三味線の古い放送をききながらせんべい汁や青森名産のにしんすしをいただくのは現世とちょっと離れた気持ちを味わえるひとときでした。

ちょっとした部屋のはしばしが魅力的で、
たとえばこれは食堂の床

Sukaisu


また階段には紅葉の型
Sukayukaidan

ここを愛したという棟方志功の青春物語や功績も長い廊下にまとめてあったり、おみやげコーナーには、高橋竹山の本や、お蔵(?倉庫?)から発掘されたほんもののレトロ絵ハガキ、などなにか担当者のセンスが光っていて、細部まで楽しむことができました。

木製の大きな温泉は混浴ですが、一応ついたてもあり、また女性タイムもあるので、大丈夫。温泉の様子がまたとても味わいがあるのですが、撮影厳禁のため、脱衣場にかけてあったちょっとかわいい絵を載せておきます。(千人風呂の写真はこちらでどうぞ。)

Sukayuhyoushiki

八甲田へのツアー(乗り物中心で楽と書かれていて心惹かれました)、黒石の盆踊りへのツアーなども案内があり、バスで1時間ほどの青森駅までもバスで送ってくれます。古いよいものを守りながら前に向いているとてもよい空気の場所でした。

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